夢とロマンと時々スリルと。SF小説3選

 

 

SFと聞いて、どんな作品を思い浮かべますか?

SFとはサイエンスフィクション(Science Fiction )の略。

タイムトラベルやロボット、UFO、クローンなどなど、科学をもとにした作品のことを指します。

 今回はSF作品を3冊ご紹介していきます!

 


SFショートストーリー傑作セレクション ロボット篇


 

 

若者向けにSFの名作短編を集めたアンソロジー本。 ふりがなが多く、小学校高学年から読めそうですが、内容的にはティーン向けかな?

シリーズになっていて、ロボット篇、時間篇、未来篇、異次元篇の計4冊と、シリーズ第二弾も刊行されています。

こちらのロボット篇は、星新一筒井康隆など作者も名作家揃い。 人間とロボットの交流やそのあり方を描いた、ちょっと切ないお話が多いですね。

巻末の著者や各話の解説も見逃せません!

SF入門は、ぜひこちらの本で。

 


マザーランドの月


 

 

*あらすじ
親友ヘクターの失踪。 〈マザーランド〉の月面着陸計画。 町や学校で際立つ暴行。 これらがつながる先には何があるのか? 友情と勇気を胸に、主人公・スタンディッシュは大きな困難へと1人立ち向かう。

 

この本はとにかく文章の構成が面白いんです。

章ごとにクルクルと時系列や場面が切り替わるうえ、前後の章に繋がりがないものだから、読み初めはすごく混乱するんですね。

この複雑な構成は、語り手のスタンディッシュの「難読症」ゆえなのですが、中盤あたりで全容がチラッと見える。 私は「アレ?」と思わず最初から読み直しました。地元に帰省する新幹線で、猛烈な勢いで読み切ったのを覚えてます。笑

惜しみない勇気と友情の果て、残るのはもどかしい切なさ。

新感覚のSFストーリーです。

 


失われた世界


 

 

*あらすじ
アマゾンの奥地に有史以前の生物の痕跡を見つけたチャレンジャー教授。真偽を見極めるため、調査隊を組み、人跡未踏の地へおもむく。

 

コナン・ドイルの代表作といえば「シャーロックホームズ」ですが、本作はSF冒険譚!

有史以前の生物とは、ずばり"恐竜"のこと。
人間が古代生物の探索をするなんて、まるでタイムトラベルのようです。

しかしドイルは、「この現代にもどこかでひっそりと恐竜は生きている…」という世界を作ってしまった。
いやあ〜ユーモアとアイディアに溢れた作家ですね。笑

ドイルがどんなスリル満点の話を展開してくれるのか。乞うご期待!

 


まとめ


 

いかがでしたか?

私はいまだにSFの定義が飲み込めていなくて、「え?これもSFなの?」ということが結構頻繁にあります。笑

科学・・・難しい・・・・。

 

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