夏の読書に!海を感じる本4選

 

もう海ではしゃぐ年齢でもないのですが、夏になるとやっぱり、「海に行きたいな~」と思ってしまいます。

今回は「海」をテーマにご紹介!海に行く予定のある方もない方も、思い切り海を堪能してください。

 

 

 

潮騒 
三島由紀夫

 

勇壮で素朴。三島由紀夫が描く純愛小説

小さな島で暮らす精悍な漁師の若者は、ある日、海を眺める見知らぬ少女にでくわします。交流を深めるうちに、二人はやがて惹かれあうようになりますが、島民たちのあいだには二人への心無い噂が立ち始め…。

三島由紀夫はずっと”読まず嫌い”をしていた作家で、『潮騒』を呼んだのもつい最近です。日本を代表するような文豪が書くものと言ったら、「絶対に難しいに決まってる!」と思っていたので。笑  読んでみたら、かなり印象が変わりました。とにかく、言葉が本当に美しい!主人公の青年のまっすぐさにも惹かれます。『潮騒』はティーンズ(中高生)にもおすすめされる読みやすい本。「三島由紀夫どれから手を出そう~」と迷った方は、ぜひ手に取ってみてください。

 

離島ひとり旅 
大畠順子

 

憧れの島旅

こちらの本は、心得から島での過ごし方まで離島旅の面白さが詰まった一冊。

おすすめの離島もたくさん紹介されていますので、夏休みのご旅行にぜひ!

 

海の辞典 
中村卓哉

 

景色が見えてくる、美しい”海語録”

「蒼海(そうかい)」と聞いて、どんな景色を思い浮かべますか? これは「どこまでも青い海のこと」。「波の鼓(つづみ)」は「波の音を、太鼓を打つ音にたとえた言葉」。

この本では、海にまつわる言葉、その意味を、素敵な写真と一緒に紹介しています。なんだか、言葉を聞いただけで目の前に景色が広がるような気がしますね!

 

ばらかもん 
ヨシノサツキ

 

島の人たちとのゆる~い暮らし

以前から気になっていたマンガをこの機会に手に取ってみました。物静かそうなイケメン…!とときめいた数ページ後に人をぶん殴る、若き書道家の半田くん。それが原因で都会を離れ、たった一人、島生活を始めることに。静かに書に没頭する…はずが、天真爛漫な少女、"なる"を始め、個性的な島の人たちに囲まれ、思いがけず賑やかになってしまった暮らしに悪戦苦闘する日々。

島での暮らしがリアルに描かれているのに、なぜか笑えてしまう。何だかんだ言いながらあっという間に島の人たちに馴染んでいく半田くんの今後も気になります。一息つくときの読書におすすめ。

 

まとめ

 

いかがでしたか?この夏は青く広がる海に出かけてぜひリフレッシュを!

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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