夏の甲子園が開幕!
そんな今週は高校野球をもっと楽しめる、おすすめ本を紹介していきます。
「高校野球の歴史が分かるような本がないかな~」と探していたところ、近所の図書館の新刊コーナーで出会ったのがこの本。
2018年に100回目を迎えた高校野球選手権記念大会。「最初の球児たち」「戦時体制の夏」「桑田と清原」「3.11」などなど、朝日新聞で掲載された連載記事をもとに、時代ごとに100回の歴史をたどってゆきます。
個人的おすすめポイント
それぞれの時代を闘い抜いた球児たちの記録
戦争や災害。野球とは関係のない、時代の波に呑まれながらも野球を続けてきた球児たち。それぞれ抱えるものは違いますが、どの時代でも球児たちは懸命に白球を追い続けていたことが分かります。そのひたむきさこそ、この大会が日本中に愛され、100回目を迎えられた理由なのかもしれませんね。
感想
若手や野球未経験の記者が高校野球の担当者になり、取材を重ねていくうちに魅力にとりつかれ、大会のあとには、ほおに涙のあとをつけて帰ってくる」という本書のあとがきのエピソードからも、高校野球の”ドラマ”が伝わってきます。
令和最初の今大会も、歴史に残るものになりそうですね。どんなドラマが展開されるのか、とっても楽しみです!
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