その日、何があったのか?原爆を知る本2選

15歳のナガサキ原爆 (岩波ジュニア新書)光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島

 

8月6日に広島、9日に長崎。1945年、日本にふたつの原子爆弾が落とされました。核兵器がもたらしたものは何だったのでしょうか。そして、今の私たちが出来ることとは?今回は、原爆を知るための本を2冊ご紹介します。

 


15歳のナガサキ原爆


 

受け取り、次の世代へ繋いでいく

その日、そしてその日から、ナガサキでは何が起きたのか。

8月9日、長崎に落とされた原子爆弾ファットマン。当時15歳だった被爆者たちの体験をもとに、凄惨な当時の様子を著します。彼らの体験と言葉を受け止め、私たちはどこへ向かうべきなのか。これからの時代を考える、ということを、本書では強く訴えています。

1945年の夏、15歳で被爆した著者から、これからを生きる私たちへのメッセージです。

 


光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島


 

あの日から、これから 

被爆二世でもある希未たち中学生。文化祭、美術部の作品テーマを「あのころの廣島ヒロシマ」とし、周囲の人たちの被爆体験に触れていきます。そこから見えてくる、「よく知っていると思っていた人たちの知らない」姿。近所の女性、先生、父と母――。今もなお、それぞれがそれぞれの後悔や悲しみを抱えて生きていたのです。

原爆が残した過酷な日々を描く反面、鎮魂と未来への祈りの込められたこの物語は、どこまでも美しく綴られています。

 


まとめ


 

いかがでしたか?原爆を落とされた広島・長崎の被害は甚大で、今の時代でも傷を抱えている方もいらっしゃいます。

日本だけでなく世界の核兵器と、私たちがどう向き合っていくか、残された資料を手掛かりに考えていきたいですね。 

 

 

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