今回は、作者が海外での体験を綴った、おすすめの旅行エッセイをご紹介します。
世界には日本で考えられないような場所や食べ物、イベントがいっぱい。
突拍子もない出来事に笑ったり、ハラハラしたり。
本を開いて、未知の旅行をしてみましょう!
世にも奇妙なマラソン大会
深夜のろくでもない興奮でうっかり参加申し込みをしてしまったのは、灼熱のサハラ砂漠を42.195キロ走るというサハラ・マラソン。
まずいことになった。私は週に1、2回、近所を8キロ走るだけの、マラソン”ド素人”なのだから・・・。
「失敗した」と気づいても、引き返すどころかそのままずんずん突っ込んでしまうという著者・高野氏。そんな厄介な性質をもった彼が、過去の「間違えちまった…」経験談を綴ったノンフィクション作品集。
著者・高野氏の無謀に思わずお腹を抱えてしまう、波乱万丈、抱腹絶倒の旅行記です。
行かずに死ねるか!
「世界一のものを見つけたい」
そんな思いから、著者が7年5か月かけて挑んだ世界一周自転車の旅。
この本で印象的なのは、とにかく人との出会いです。
言葉が通じない現地の人々のやさしさや気遣い、チャリダー(自転車旅行者)たちとは苦労や感動を分かち合い、同じく日本からやって来た旅人は異国の地で著者の心の支えになります。
彼らとの交流で、著者は少しずつ自分の考え方が変わるのを感じます。そしてついに旅が終わるとき、著者の胸によぎるのはどんな思いでしょうか。
自転車旅行という野性味に富んだ行程ながら、読後には爽やかな清々しさを運んでくれる旅エッセイです。
ガンジス河でバタフライ
お調子者のキャラクターと、小心者の本来の性格。
年をとるにつれてそのギャップは大きくなるばかり・・・。
そんな”てるこ”が勇気を振り絞り、いざ海外への女ひとり旅!
言葉も分からない、土地勘もない場所で、出会う人出会う人と体当たりのコミュニケーションを交わして渡り歩く。
女だから・・・なんてお構いなし!
持ち前のなにわ魂が成せる業か、パワフルという言葉がぴったりの紀行エッセイ。
まとめ
いかがでしたか?
私は残念ながら一度も海外旅行に行ったことがないので、紀行文を読むと驚くことばかりです。作者の方も結構大胆ですよね。笑
いつか海外に行くときは、お気に入りのエッセイを持って旅してみたいです。
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