極上のエンターテイメント!辻村深月の世界

 

図書室で暮らしたい

 

 

 

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの作家・辻村深月さん

一体どんな経歴をお持ちなのでしょうか。

今回は大人気作家・辻村深月さんをご紹介していきます!

 

 

辻村深月さんプロフィール

 

辻村深月さんは山梨県出身。

 

 大の「ドラえもん」好きで、「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」の脚本・書き下ろし小説を手掛けたほか、ご自身の著作「凍りのくじら 」にもドラえもんへの愛を詰め込まれています。

 

 また、作家・綾辻行人さんのファンでもあり、デビュー前にはせっせとファンレターを書き送り、綾辻さんの方からもお返事が届いたそうです。

辻村さんのお名前はペンネームですが、これは綾辻さんの「辻」の字をいただいたて付けたのだとか。

 

ところで、辻村さんの作家デビューは2004年。

冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しました。この作品は高校から大学時代にかけて書いていたもので、これを完成させたのをきっかけに「小説家になりたい」という思いを強くされたそうです。

 

それからしばらくは、会社に勤める傍らで連載の執筆に取り組むなど、大変な日々を送られます。

 しかしその苦労の甲斐あってか、『鍵のない夢を見る 』で直木賞受賞、『かがみの孤城』で本屋大賞第1位など、現在では賞レースでおなじみの作家さんとなりました。

 

心に寄り添う、辻村ワールド

 

辻村深月さんの作品は、ファンタジーとリアルが入り混じる独特の世界観のものから、「イヤミス」とも言える暗く毒のある作品まで本当に幅広いですよね!

 

どの作品でも登場人物の心の動きがかなり深くまで追求されていて、温かさや切なさに思わずグッとくることも・・・。

 

そして、青春映画を見ているかのように、痛くて不格好だけれどキラキラとしたシーンを次々に駆け抜けていく。

何かこう、眠れない夜にひとり、月明かりを頼りに読みたいような・・・いえ、本当にやろうとしたら、たぶん暗すぎて文字を読めないと思うのですが 笑  

 

そんな『独り』に寄り添ってくれる辻村深月さんの世界。

あなたにもきっと特別な本ができるはず。

 

 

心揺さぶられる!辻村深月おすすめ本3選

 

ここからは、私の特にお気に入りの3冊をご紹介します!

 


スロウハイツの神様

 

 

 

クリエイターとその卵たちが寄り集まって暮らす「スロウハイツ」。

十年前、ある事件をきっかけに筆を折った過去を持つ人気小説家チヨダ・コーキもそのうちの一人。しかし彼の周りにはまたもや新たな不穏の影がーー。

 

漫画化や舞台化もされた人気作。

ミステリー的な要素もありつつ、クリエイターならではの葛藤や登場人物たちがお互いに想いやる純粋な気持ちにも胸を打たれます!

 


オーダーメイド殺人クラブ

 

  

クラスでは「リア充」のグループにいる小林アン。

母親の干渉や友達とのいざござにうんざりしていたアンは、ある日クラスメイトの徳川がネズミを殺す場面に出くわす。

その猟奇性は魅惑的であり、アンは徳川に、自分を殺してくれるよう依頼するーー。

 

私が初めて読んだ辻村さんの本が、この「オーダーメイド殺人クラブ」。

ふとしたことでひび割れる友人との関係や、特別な存在であることへの憧れ。

 私も心当たりがあるだけに、

こんなに十代の女の子を等身大で描けるなんて、辻村深月スゴ過ぎる・・・!

と一気にハマってしまいました。

 これは、現役で十代の子にもハマるんじゃないかな?

 


凍りのくじら

 

 

辻村さんの好きな「ドラえもん」がモチーフにもなっている『凍りのくじら』。

 

周囲から浮いているように感じながらも歩調を合わせて生きている主人公・理帆子の前に、突然現れた青年・別所。


不思議な人ですが、誰とも違う彼の温かさに触れ、理帆子は今まで誰にも見せまいとしていた心のうちを彼にだけ明かしていきます。

しかし身勝手で理帆子に依存する昔の恋人との再会が、思いもよらない事態を呼びーー。

 

終盤に向かうにつれて理帆子が巻き込まれていく弱い人間の残忍性にぞっとしつつ、結末に明かされる秘密によって、読後にはあたたかな気持ちが残ります。

分かりやすい愛の形ではないけれど、これもきっと愛の話。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

辻村深月さんの本は、ほの暗い雰囲気のものから心に寄り添う繊細なお話まで、本当に幅広いんですよね。

これからもどんな辻村ワールドを見せてくれるのか、本当に楽しみです!

 

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