今回は、特に中高生におすすめしたい、新書版の青春小説を紹介していきます。
「新刊の本」という意味もある新書ですが、大抵の場合は文庫と同じで、本の形式を指しています。新書は縦に細長い形。
コンパクトでかさばらないこともあって、学生さんにも人気なんですよ。
今回はそんな新書の中から、青春小説を3冊ご紹介していきます。
つむじ風食堂と僕
つむじ風食堂にはたくさんの働く大人がやってくる。
自分の将来を考える12歳の少年・リツくんは、隣町からこの食堂を訪れて、そんな大人たちの話に耳を傾ける。
文房具屋、花屋、ダンサー、電気屋、肉屋・・・。
さまざまな職業を持った人たち。
リツくんの思い描く将来は?
15歳、まだ道の途中
みんなどこかで、不安を感じている。
そう分かっていても、実はこの"みんな"を具体的に思い描けないまま歩いてきたのかも。
将来を選んでいく中学3年生がぶつかる壁は多い。
そんな道の途中で葛藤する15歳を、丁寧で爽やかに描き、心に栄養を与えてくれる物語。
高校生の女の子・ワラとその仲間たちは、
誰かが傷を負った場所に包帯を巻いて回る「包帯クラブ」を結成する。
屋上のフェンスや公園、町中のあらゆる場所でそっと包帯を巻く。
心の奥の忘れらない、苦しい、痛い傷。
直接、傷に触れることはできないけれど。
若さの裏にある繊細な部分を優しく包み込んでくれる物語。
【映画】
まとめ
今回は新書版の青春小説をご紹介しました。
自己啓発的な要素のものが揃いましたね。
今回はフィクション本でしたが、新書の多くはノンフィクションを取り扱っているので、ノンフィクションの方からもそのうちおすすめを紹介していけたらなーと思っています。
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