こんにちは!
実は今日は私の誕生日!もう盛大に祝う歳でもないんですが。笑
そんな誕生日にあげる記事と言うことで、今回は私のお気に入りのマンガ4冊を熱く紹介していこうと思います!いつもより長い!
「ハチミツとクローバー」に続く、羽海野チカさんの人気作。
将棋にしか身を置く場所のない少年・桐山くんを主人公に、彼と、彼を取り巻く人々の心の葛藤などを描き、群像劇のような要素も盛り込んだ作品です。
それぞれの闘い
将棋を題材にした本作では、対局に挑む棋士たちの姿が多く描かれます。
背負う事情や、心の葛藤は、棋士たちそれぞれで違います。それらを胸に棋士たちが挑み、展開する対局は本当に熱い!
さらに、本作で描かれる闘いは将棋の世界だけではありません。
学校生活や家族など、しがらみの中で生き、時には立ち向かう。
何度読んでも、そして読めば読むほど、彼らの姿に胸が熱くなります。
イチ押し!キャラクター
私のイチオシは二海堂晴信くん。
付き人を従えるほどのおぼっちゃまで、でっぷりとした体を持つ二海堂くん。主人公の桐山くんとは、幼いころの対局をきっかけに知り合います。
その後、どんな経過を経てきたのかは分かりませんが、今では桐山くんを「親友」とまで呼ぶほどに。(桐山くんは戸惑っていましたが。笑)
だからこそなのか、桐山くんとの対局には深い思い入れがあり、桐山くんが将棋に向き合えない時には、まっすぐな言葉で気持ちをぶつけます。
しかし、二海堂くんには周囲に明かしていない深刻な事情があって…。
良き友人であり良きライバル。
時には突拍子もない言動で桐山くんを困らせる二海堂くんですが、桐山くんにも読者にも勇気を与えてくれる存在です。
ホッとしたいときに読むなら「夏目友人帳」ですね。
「友人帳」というのは、夏目の祖母が負かした妖たちに名前を書かせたもの。これに名前を書いた妖怪は、名前を呼ばれ命令されると逆らえない。
そこで、名前を返してもらおうと夏目の元を訪れてきます。なかにはかなり気が立っている妖も。
夏目は用心棒の妖・ニャンコ先生とともに、妖たちに名前を返してやることに……。
心にしみる”繋がり”
幼いころに両親を亡くした夏目は、心優しい夫婦に引き取られ、温かい日々を送っています。
しかし過去には、妖の見える力のせいで気味悪がられ、親戚中をたらいまわしにされ、友人も作れず…。
そんな経験からなかなか人に心を開くことが出来ません。
しかし、言いたいことを言いあえるニャンコ先生や、妖との出会い、周りの人々の支えで、少しづつ自分らしく振る舞えるように…。
過去の痛みがあるからこそ、不器用にも一つ一つの出会いと繋がりを大切にする夏目。
彼と周囲の優しい繋がりに、きっと温かな気持ちになれるはず。
イチ押し!キャラクター
ニャンコ先生にしようか迷ったんですが。笑
主人公・夏目の友人・西村と北本。
この2人が出てくるとなんかホッとします。
夏目にとって2人は、すごく大切な友人。楽しいだけの関係じゃなくて、自分のことを思って叱ってくれたり、怒ってくれたり。
夏目は2人には自分の秘密を明かしていないんですよね。大切だからこそ心配させたくない、失いたくない。
実は登場回数もそんなに多くないんですよね。
でもそんな少ない出番でも、夏目に与えてくれるものがすごく大きい。
2人が夏目と友人になるまでのお話もすごく良いんですよ〜。
2008年アニメ化。
気合いを入れたい時には、「ハイキュー!!」
名前の通りバレー漫画。
スポーツ漫画ってルール覚えられないし熱すぎて苦手…と思っていたんですが、ハイキューはめちゃくちゃハマってます!
バレー部だけどみんながみんなバレーに夢中というわけでもないし、才能のある選手もコツコツ練習を重ねて、挫折もする。
バレーだけにとどまらない心の成長も見えて…。
それぞれのチームにドラマがあったりして、どんなに嫌みな子も、読んでいくうちに憎めなくなっていくんですよね〜。笑
試合が熱い!
とにかく試合の緩急が絶妙!
じわじわ追い詰められていく感じとか、耐えて耐えて耐えた頃に出るスーパープレーとか…。
試合はアニメで見るのもオススメ!
演出もこだわっていて、原作を先に読んでるのにも関わらずワクワクしちゃう!
アニメの一期はマジ泣きしたな〜。
イチ押し!キャラクター
好きなキャラクターは主人公の日向なんですが、一番心を掴まれたキャラクターということもあって、今回は及川徹くん!
及川くん率いる青葉城西高校 ↑
主人公たちのライバル校の主将兼セッター。
及川くんもかなり優秀なプレイヤーなのですが、"天才"と並べられたらどうしても劣る。
どんなに頑張っても越えられない壁がある。
葛藤を抱えながら、それでもひたむきな姿に胸打たれますし、励まされます。
最初は腹立つヤツが出てきたなあと思ったんですけどね〜笑
2013年アニメ化。
ハガレンは私の人生。
もはや指南書。棺桶まで連れて行く。
2度のアニメ化、映画化、実写化などなど、人気ぶりが分かります。
読む前はバトルファンタジーかなと思っていたんですが、ハガレンの凄さの一つはストーリー展開。
身体を取り戻すための兄弟の旅は、いつしか自分たちの国の深みにまで足を延ばすことに。
「伏線が~」ってどんな作品でもよく言われると思うんですが、ハガレンは本当に無駄な話が無い!終盤に「え、アレもココに繋がるの!?」って何度驚いたか…!
どんどん壮大になる物語がどんな帰結を迎えるのか。
読み始めたら、ぜったい最後まで読み切ってほしい!
登場人物がみんなカッコイイ!
話に無駄がないのは先述しましたが、登場するキャラクターにも無駄がありません。
数多い登場人物たちが、みんなそれぞれの信念を持って物語を動かすキーになるんです。
本当にみんなカッコいい!敵でさえも!
どのキャラクターの活躍も見逃さないでください!
イチ押し!キャラクター
ごめん。
めちゃくちゃ主人公。
ごめん。
最年少で国家資格をとった天才錬金術師。年齢の割に背が低いのがコンプレックス。
壮絶な体験を経たせいか、初期から肝が据わり、大人相手にもたじろがない、強気な少年です。
しかし、物語が進むにつれ、自分たちの手に負えない出来事にぶつかり、世界を知り、ついには立ち止まることも。
エドの凄いところは考えることをあきらめないところかな
。考え、考え、考えて、道を切り開いていく。
エドの信念は旅の中で培われていきます。
終盤の彼のたくましさは、初期の心の強さとは全く違う。経験と信念を曲げずに歩いて来たことからくる頼もしさがあります。
ハガレンを読むたび、私もまっすぐに頑張らなきゃなと思いますね。
まとめ
誕生日だからいいや、と思って熱く語ってしまいました。
どの作品もこれから先、何度も読み直すんだろうなあ。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
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【そして生活はつづく】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2020年6月30日
マルチに活躍する星野源さん。エッセイは格言的な言葉で溢れてるはず!
と本を開いたら、すごく…意外な…笑 宮藤官九郎さんの「きみは白鳥〜」を思い出しました。この親しみやすさが人気の秘訣?でも文脈の端々に謙虚さや強い芯も感じたり。https://t.co/x9XQYZDi0E
最後までお読みいただきありがとうございました!
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