お祭り中止!?読書で楽しむなら関係ねえ!お祭り本3選

宵山万華鏡 (集英社文庫)えんにち (こどものとも絵本)世界の美しい色の祭り

 

夏のイベントと言えば、お祭り! 

とはいえ、今年は中止が相次いで残念ですね。

 

今回は、せめて読書で…!ということで、お祭りの賑わい!わくわく感!を!味わえる本を3冊ご紹介します!

何食べよう?何しよう?

どきどきワクワクのお祭り、探検してみましょう!

 

 


世界の美しい色の祭り


 

 

世界にはたくさんのお祭りがあります。

その中でもヴィジュアル面で印象的なものを、"色"でグループ分けした本。

赤のグループ…スペイン・トマトに溺れる祭り「ラ・トマティーナ」、ブルガリア・バラのような赤と白を基調にした衣装を纏って歌い踊る「バラ祭り」。

黄のグループ…イタリア・オレンジを投げ合う「オレンジ合戦」、フランス・春の訪れを感じる「ミモザ祭り」。

……などなど、鮮やかで印象的なお祭りがたくさん!日本からも「ねぶた祭」や「祇園祭」など選出されています。

世界のお祭り、ちょっと覗いてみましょう!

 


えんにち


 

 

今日は”えんにち”。

神社で、何やら作業をしている人たちがいます。ちょっと覗いてみましょう…。

木枠を組み立て、紅白の布と天井板を張って、機械を置けば…わたあめ屋さんの出来上がり!

他の屋台も準備万端!

さあ、楽しいえんにちの始まりです。

 

こちらは絵本。

ページをめくるたび、お好み焼き、ヨーヨー釣り、かき氷にお面屋さん……。たくさんの出店がすら~り。

イラストもレトロな趣。

文章が無いものの、屋台を覗く人たちの笑顔に、えんにちの賑やかな雰囲気が伝わってきます。

 


宵山万華鏡


 

*あらすじ
バレエ教室の帰り道、姉妹は「宵山」の喧騒に迷い込む。姉とはぐれた妹は、真っ赤な浴衣を着た女の子たちに導かれ、宵山の深奥に足を踏み入れた…。

 

森見登美彦さんの小説はユーモラスな印象が強かったのですが、この本ではちょっとブラックな風味もありますね。

日常と切り離されたお祭りの賑わい。
わいわいと楽しいながらも、何か妖しい蠢きが底にあるような…。
万華鏡のようにクルクルと変わる彩りが楽しめる、不思議な味わいの連作短編集。

 


まとめ


 

いかがでしたか?

子どものときは金魚すくいとかヨーヨー釣りとかすごく楽しかった思い出があるんですが、今はもう「焼きそば!お好み焼き!」って感じで…完全に食。

屋台の食べ物って美味しく感じるんですよね~。

これもお祭りマジックでしょうか。

 

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