絵本の魅力と言えば、ストーリーもさることながらお話の想像を助けてくれるイラスト。
今回は、魅力満点のイラストで展開する絵本を御紹介していきます!
の
”わたしの
お気に入りのコートの
ポケットの中のお城の
いちばん上のながめのよい部屋の……”
タイトル「の」の通り、「の」で繋がっていく絵本。
ストーリーらしいストーリーは全くありません。
”わたし”の顔、赤いコート羽織った”わたし”、”わたし”がちらっと開けたポケットから覗くお城、お城の絵……。
ページを開くたびに全く違う世界を楽しめる。
単調で荒唐無稽な文章を支えるイラストは、想像する楽しさを教えてくれます。
起きろ!さくら
第3回絵本出版賞大賞を受賞した作品。
一つページを繰っただけで、びっくり!
イラストがとにかくダイナミックで圧倒的。
もう、直視できないくらい。笑
他に類を見ない力作だと思います。
あおのじかん
ーー日が沈んだ。
夜がやってくるまでのひととき、
辺りが青い色に染まる
"あおのじかん"の始まり……。
たくさんの”青”を使って日が暮れてからの自然の様子を描いています。
使い分けも絶妙で、改めて青ってすごく綺麗な色だなと思いますね。
まとめ
今回はイラストを重視して絵本を3冊ご紹介しました!
イラストにこだわっている本は作者の冒険心というか挑戦を感じて面白いです。
この先もすてきな絵本がたくさん生まれますように…。
●● このブログを書いたひと ●●
●● Twitterでもおすすめの本を紹介中 ●●
【ミ・ト・ン】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2020年10月19日
ルップマイゼ共和国には「YES」という意味の言葉がありません。だから代わりにマリカは、ミトンを編むことにしたのです…。
寒い季節にあたたかい本を、ということで。
童話のようなお話。自然の中で愛情を持って生きるマリカたちの暮らしが素敵。https://t.co/eLPt23J1Da
最後までお読みいただきありがとうございました!
感想・コメントなど頂けると嬉しいです。