来月東京で本屋巡りしたいなと思ってるんですけど、東京でおすすめの本屋さん、いや本屋じゃなくても良いんですけどないでしょうか?(雑)
— ちこやま (@chiko_yama398) 2020年6月7日
以前Twitterでこんな呟きを投稿したところ、ありがたいことにフォロワーさんから東京の書店情報を頂くことが出来ました。
東京の書店って、おしゃれだったりこだわりがあったりして、お店に入るだけでも楽しいんですよね。
東京の素敵な書店を知りたい!!
ついでに東京の名所も回りたい!!
東京観光だーー!!
と、張り切ってガイドブックも購入して準備していたのですが、コロナでなかなか旅行実施の目途が経たず、これまで先送りにしてきました。
今回も宿泊にしようか迷ったのですが、予定の変更がしやすく、少しでも感染リスクが低そうな日帰り旅で回ることにしました。
(でも時期はもっと慎重になるべきでしたね)
今回回れなかったところは、またいつか予定を組もうと思います!
日比谷・銀座・有楽町
さあ、どこを回ろうか、と言ったところで、とある情報を掴みまして、まずは銀座に決定。
ここでマップを見たところ、銀座ってめちゃくちゃ東京駅に近いんですね。全然知らなかった。笑
東京駅付近の書店、それから少し足をのばして日比谷も回れそうです。
日比谷と言えば高い評判を聞く日比谷図書館も、行ってみたかったんですよね~。
それから一度は行ってみたかった国立国会図書館。ちょっと離れてるけど、ぜひ見学したい。
こう見ると、赤線の”丸の内線”に沿って回るのが良さそうかな?
といことで、ルートは国会図書館から日比谷図書館⇒銀座(⇒いけたら有楽町)に決定!
日比谷・銀座・有楽町 探索記
さあ、決行当日。
寝坊。
……寝坊。
午前中早くから行く予定だったのですが、昼に自宅を出発。
こりゃあ駄目だ。
ということで、場所の離れている国会図書館は、今回は外すことに。
せっかく行くならゆっくり回りたいしね。くぅ~!
しかし過ぎたことは悔やまない。
13:30 銀座着。(遅)
まず向かったのは、
銀座三越
ここでの目的は本ではなく、和菓子。
Twitterでフォロワーさんの呟きからとある情報を入手したのです。
「和菓子のアン」とのコラボ和菓子が発売されていると!!!
(写真ボケててすいません)
10月にシリーズ3作目が出版された販促イベントでしょうか?
情報を入手してから仕事の休みを待ちかね、なんとか最終日にすべり込んだのです。
平日にも関わらずものすごい人ごみの売り場を右往左往し、やっとのことで見つけました。
小説の舞台になる和菓子屋”みつや”が、本の世界を飛び出して、ついにリアルに、
ある―!!!!!
しかも滅茶苦茶チカラ入ってる!!
新刊がズラリと!
数店舗での合同イベントだったようですね。
いやまさか、こんなに盛大にやっているとは。
大人気作だと承知しているつもりでしたが想像以上でした。
ちなみに私は文庫派なので3巻は未読です。続きを読むのが待ち遠しい。
私は悩みに悩んで3つだけ購入しました。
可愛すぎる…!!
こういうイベントで作品を知らない方にも手に取って頂けたら嬉しいですね。
さて、ホクホクした気持ちで次に行きましょう。
教文館
道が不安だったのですが、三越のほぼ目の前でした。笑
公式サイトによると120年の歴史を持つ書店とのこと。
ぱっと入っただけだと、あれ狭いなと思うんですが、階数があるんですよね。書籍、雑誌、雑貨まで幅広く扱っています。
6階は児童書の専門フロア「ナルニア国」。
名前の由来はやっぱりナルニア国物語と関係しているのでしょうか?
司書時代、児童書担当だった時に「良いお店だよ」と教えていただいたこともあるお店。
POPなどを見ていると、並んでいる本全部が気になってくる…笑
陳列も良いんですよね。
教文館ではこちらを購入しました。
せっかくですから銀座の本を。銀座にある喫茶店についてのエッセイ集のようです。読んだらまた銀座に行きたくなるんだろうなあ。
伊藤屋
教文館を出て、徒歩五分ほど。
何やら大きなクリップが。ココは、文房具店・伊藤屋さん。ガイドブックに掲載されていて、気になっていたのです。
覗くと、お客さんで賑わうキラキラとした店内。
めちゃくちゃ東京って感じ・・・。
かなり見づらいのですが、12階まで全部文房具。
どこから見ようかーと思いながらエスカレーターで昇っていくと・・・
なんだこりゃ!?フロアに入った瞬間から楽しすぎる!!!
これ!壁一面に色とりどりの紙。
ケースで分けられた質感の違う紙。
楽しい!楽しすぎる!!!
まさに文具専門店。
正直、この日一番テンション上がりました。笑
もう、なんでも欲しくなるんですよ。
可愛いペーパーなんて、絶対使わないって分かってるんです。
分かってるんですが、なぜか、欲しくなる。
・・・魔境!!
銀座行くたび、寄ってしまいそうです!
かなり我慢と厳選をして、こちらを購入。
シールとテープ(たぶん手帳とかに貼る)、ブックカバー(絶対使う)、立てて飾れるクリスマスツリー(浮かれて買った)
気になった方にはこちらの本もオススメ!
私もつい最近読んだのですが、商品展示の話など、伊藤屋さんで実際に並んでいるのを見て「こういうことか~!」と納得。
紙工作の好きな方にもおすすめです。
HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE
次に行くはずだったのが銀座のツタヤとcafe&books biblioteque。
フォロワーさんのおすすめだったのでぜひ行きたかったのですが、どうにも見つけられず……。
この二軒は次の機会。
諦めて次に目指すのは日比谷。
銀座から徒歩で15分くらいでしょうか。
見えてきたのは・・・
ゴジラだああああああ。
ここ、東宝があるんですね。
なんか東京って急に思いがけないオブジェ現れません?
で、このゴジラの隣にある建物の中に、次に目指す書店が!
夜。
宵闇に紛れて左側にゴジラがうっすらと。
この右側にある建物・日比谷シャンテ3F!
面白い書店とのこと。どれどれ。
ショッピングセンター内にある書店という雰囲気ですが、なかなかこだわりを感じる店内。
特集コーナーでは面白い展示をしていましたよ。
ズラリと数十冊の文庫が並んでいるのですが、みんな表紙が見えないように無地のカバーをかけられているのです。
こういう”目隠し本”の特集、私も司書の時に図書館でやりました。
ただこちらの書店では、カバーの一部分だけ穴をあけてあって、デザインがちょっとだけ見える。
こんな感じ。
ちょっと画像加工してます。
中は見れるので何の本かも分かるのですが、面白い特集ですよね!
私が購入したのは・・・うーん、この本は秘密にしておきましょう。
目隠し本、わくわくしますよねえ!よく思いついたなと。
やる側は大変ですけど。笑
日比谷図書館
せっかく日比谷に来たので、図書館にも寄ってみました。
日比谷図書館はめちゃくちゃ綺麗だという噂。
ほほ~。ぜひ見せて頂きましょう!!
ビル街を抜け、日比谷公園の外周に沿って歩いていくと、公園の入り口に看板が。
もうすっかり夜です。
さて後ろに見えている建物、正面は、
立派すぎ~!!
照明が夜に映えるんだなあ。
中に入って、驚くべきは蔵書数ですね。
かなり多いんじゃないでしょうか。
特に雑誌コーナーと新書のコーナーは圧巻です。
しかも棚は整頓されて管理が行き届いている。
素晴らしいです。
一階には本や雑貨の購入が出来るカフェも。
は~羨ましい。
まあ、私の通い詰めている図書館も十分綺麗ですけどね?
マルノウチリーディングスタイル
この日最後の書店は、東京駅にほど近いKITTE内にあるマルノウチリーディングスタイル。
同じビルに大きい郵便局が入っていたので”KITTE”=”切手”なのかな?
中心が吹き抜けになっているお洒落な建物。
書店はこの4F。
書籍・雑貨、併設のカフェもあり、さすが、おしゃれな雰囲気。
東京駅にほど近いので、ちょっと時間を潰すのにも良さそうです。
ここは個人的にアタリのお店で、思わず3冊購入してしまいました。
まずはコレ。
自分の好きな物を描き込めるノート。
以前他の書店で見つけたのですが、かなり気になったものの購入しなかったんですよね。
しかしその後も忘れられず、タイトルを覚えていなかったせいで探すに探せなかった本に、やっと再会できました。
これは買うしかねえ!!
これは自分で”豆本”を作れちゃう本。
豆本っていうのは、手のひらサイズの小さい本ですね。
ページを切り取って、糸などの材料を用意して作れるらしい!
やりたい!買うしかねえ!
上手くできたら作成過程もブログにあげたいです。
「タイトル通りの本ではない」というPOPに惹かれて購入。
あと宇宙も好きだし、表紙も可愛くて。
どんな内容なのかな?
最後は東京駅をパシャリと。
綺麗だなあ。なんか悔しい・・・笑
感想
いつもは「買わないぞ」と心に決めて書店に寄るので、「買うぞ」という気持ちで行く書店、とっても楽しかったです。
でもちょっと買いすぎたなあ・・・。
財布には厳しい試み。
今回はみんな割と大きいというか、幅広く取り扱っている書店だったので、次はこぢんまりしたお店やブックカフェも覗きたいな。
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