その優しさを何と呼ぶ?子どもに贈りたい宮西達也の世界

 

今回は絵本作家の宮西達也さんをご紹介します!

ハートフルな物語と、ちょっと力の抜けたイラストで、国内にとどまらず海外のファンの心までも掴む宮西さん。

どんなきっかけで絵本作家を志したのか?作家までの道のりは?

ご経歴をちょこっと調べてみました!

宮西達也さんプロフィール

宮西達也さんは、1956年、静岡県熱海市に生まれました。

熱海で過ごされたのは4年ほどですが、芸者の方たちにもよく遊んでもらっていたそうです。愛称は「たっちゃん」

幼稚園の頃から元気いっぱいで、時にはいたずらをして叱られることも。

大人しくしているのはお絵描きの時間だけ……ということで、「少しでも大人しくしていてほしい」というご両親の願いで、近所のお絵描き教室に通っていたそうです。ちょっと意外な、絵との馴れ初め。笑

しかし、イラストに本気でのめり込むきっかけは、高校時代に訪れます。

漫画週刊誌「少年マガジン」を欠かさず読んでいたと言う宮西さんは、その表紙イラストの斬新さに驚きます。

「こんなに自由に絵を描けたら……」

さらに『あしたのジョー』の最終話に衝撃を受けたのが後押しとなり、美術研究所での猛特訓を経て、日本大学芸術学部への進学を決めます。

大学時代は課題に創作活動にと奔走。この頃、人形劇の創作プロダクションでのバイトで絵本の制作にも携わったそうです。

 

卒業後はデザイン会社に就職するも、フリーのイラストレーターを目指し、3年で退社。作品を売り込む日々の中で、ふと創作プロダクションでのバイト経験を思い出したことで、絵本作家への道が拓けます。

 

何度も断られながら諦めず出版社に作品を持ち込み、27歳、最初の絵本「あるひ おねえちゃんは」を出版、念願の作家デビューを果たしました。

 

最近では書店や学校に赴いての読み聞かせや、海外での講演会など、精力的に活動されています。

  参考図書:宮西達也の世界 (別冊太陽 スペシャル)

宮西達也さんおすすめ人気作!

 


ふしぎなキャンディーやさん


 

 

ブタくんが森の中で見つけた、ふしぎなキャンディーやさん。

タヌキのおじさんにすすめられるまま、ブタくんは黄色のキャンディーをパクっ! すると・・・

大きな岩も楽々持ち上げることができたのです。

さらに青いキャンディーをなめるとライオンの声が出せ、緑のキャンディーでは透明に。赤のキャンディーは、なんとオオカミに変身!

驚いたブタくんは、このふしぎなキャンディーを使って悪戯をしてやろうと思いつくのですが・・・。

 


おまえうまそうだな


 

 

むかしむかしのあるひのこと。
たまごからアンキロサウルスの赤ちゃんが産まれました。
でも、ひとりぼっちの赤ちゃんはさみしくて仕方がありません。
そこへ現れたのはティラノサウルス
「おまえ、うまそうだな」
すると赤ちゃんは…

あたたかくも切ないお話。

読み終わった後に表題紙のティラノサウルスを見てほろり・・・。

アニメ映画化もされました!

 


おとうさんはウルトラマン


 

 

お父さんはウルトラマン
怪獣と闘ってケガをしても、怖くても、泣かない。
悪い怪獣には、とことん厳しい、真面目なお父さん。
片付けはちょっと苦手みたいだけど。

でもね。
おうちに帰るとお父さんは・・・

 

まとめ 

いかがだっだでしょうか?

 宮西さんの絵本は、読み聞かせてあげるパパママのほうがウルっときちゃうかも。笑

親子でぜひ楽しんでください!

 

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