仕事人はつらいよ・・・みんなの赤裸々お仕事本3選


さてはて、世の中には星の数ほどの仕事がありますが、1つの苦労もない仕事なんてありません。たぶん。

今回は、苦楽に富んだお仕事にまつわるエッセイやルポタージュをご紹介します。

 


派遣添乗員ヘトヘト日記


 

 

みなさん、旅行はお好きですか?

この本の著者の梅村さんは、ツアー旅行などに同行する添乗員さんをされており、本書は添乗員としての経験を綴られたエッセイです。

ツアー旅行の添乗員のほとんどが、旅行会社の社員ではなく、派遣社員さんなのだそう。

あらゆるサービス業がありますが、お客様に付きっきりで、一緒に寝泊まりまでする(時には海外で!)というのは、なかなか特殊なお仕事ではないでしょうか。

お客様からのクレームやトラブル、旅行会社事情、派遣社員ゆえの板挟み…。

読めば読むほど、私には出来そうにない!笑

こちらを読んだら旅行好きのみなさん、添乗員さんにはどうか優しく…。

 


このゴミは収集できません 


 

 

こちらは発売(2018年)からずっと気になっていた本。

ゴミ清掃員として働く著者のお仕事エッセイ。

「いらないから捨てちゃおーっと!」
なーんて気軽に捨てているゴミ。

しかしそのゴミ、あなたの生活があらわになっていますよ!

理解に苦しむ謎のゴミ。
理不尽すぎるクレームや、春夏秋冬清掃員の苦労。
そしてゴミ清掃員が見る日本の未来。

私の感覚ですが、自分の出したものもさることながら、見知らぬ人の出したゴミは恐ろしくてとても触れない。清掃員さんには全く頭が上がりません。

笑えてためになるお仕事エッセイ。
読めばあなたも、ゴミを思わずにはいられない。

 


仕事本


 

 

2020年4月、コロナ禍。
緊急事態宣言の発令は、働く人々にどんな影響を与えたのでしょうか。

宅配業、清掃員、医師、美容師、スーパー店員…
働く77人に日記を依頼し構成したルポタージュ。

上記で紹介した「このゴミは収集できません」の著者・滝沢さんも日記を寄せていて、「人の飲んだペットボトルの回収が怖い」というお話にはハッとしました。
コロナにかかろうとゴミが出ないわけはなく、誰が出したかも分からないゴミに触れなければいけない。ゾッとします。

働くのが怖いという人がいれば、仕事がないと憂える人がいる。
必死に対策をする人がいれば、自らの感染リスクに目をつむり働く人がいる。

440ページ超えの外見も中身もどっしりとした仕事本。

それぞれ不安を抱えながら、それでも働いてくれたたくさんの"誰か"がいるから、今日に繋がってきた。

 


まとめ


 

いかがでしたか?

私の仕事にまつわる「まさか!?」というエピソードは、某100円ショップでバイトをしていた時、白のブリーフをレジに持ってきた男性に「一緒にトイレでサイズが合っているか見てくれませんか?」と言われたことですね。

一緒に?トイレで?
いやいや、ブリーフのジャストサイズなんて知らないし!!

私と代わってくれた男性スタッフにも同じお願いをしていたので、あれはたぶん本当に悩んでいた方だと思います。

あとは胸ポケットにハムスターを入れて図書館に来館した利用者さんも衝撃だったな。
相棒なのかな。ピカチュウ的な。

 

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