もはや日本の文化の一つと言えるアイドル。
日本のアイドルの総数はなんと!1万人にのぼるそうですよ!
ということで今回は、アイドルにまつわる本を3冊ご紹介していきます。
トラぺジウム
人気アイドルグループ乃木坂46のメンバー、高山一実さんの小説デビュー作。
"トラペジウム"は「台形」や「不等辺四角形」あるいは、オリオン星雲の中にある4つの星のことを指すようです。
華やかな世界で生きているであろう高山さんが描く主人公は、地道に泥臭くアイドルへの道を耕やしてゆく女の子。
しかし、彼女の一途な夢が、友人たちとの間に亀裂を生むことに・・・
高山さんはチームからの卒業を発表されているようですね。執筆のほうは続けられるのでしょうか。
現役アイドルが放つ、1人の少女の夢への軌跡。
武道館
アイドルとは、という概念、さらには現代の人々に「生き方」を問いかける小説。
著者の朝井リョウさんは、アイドルファンを公言されていますが、本作は決してキラキラしたお話ではありません。
「暗黙の了解」に縛られ、プライベートもままならないアイドル。しかし彼女たちだって多感な十代の"普通"の女の子。
誹謗中傷や炎上に、心をすり減らしながら活動をしている姿は痛々しくもあります。
文化として根付いたアイドル。
この先、世間のアイドル観が変わることはあるのでしょうか。
読後、つんく♂さんの解説に少し救われる思い。
アイドルとヲタク大研究読本
一言でオタク、いやヲタクと言っても、その生態は一つじゃない!
「ガチ恋」・・・アイドルにガチで恋しちゃったヲタク。
「箱推し」・・・1番を決めず、グループのメンバー全員を応援するヲタク。
「評論家」・・・あれこれ評論したがるヲタク。
などなどなど、アイドルたちに取材し、ヲタクを徹底考察。
アイドルは彼らをどう見ているのか?
アイドルとヲタクの間にある不思議な絆と距離感の正体とは?
案内役はアイドルでありヲタクでもあるぺろりん先生(鹿目凛さん)。
アイドルヲタクのみんな!心して読め!
まとめ
いかがでしたか?
私が子供のころはとにかくモーニング娘。でしたね。
生粋の辻ちゃんファンで、ポスターとかカードとかめちゃめちゃ集めてました。
今のアイドルってみんな細くて綺麗だけど、辻ちゃんみたいな食いしん坊アイドルも可愛いと思うんだけどなあ。
まだまだ人気の衰えないアイドル界、この先もどんな盛り上がりを見せてくれるのでしょうか。
●● このブログを書いたひと ●●
●● Twitter ●●
【銀杏手ならい】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2021年11月13日
婚家に離縁され、父の手習所を継ぐことになった萌。迷いながらも子どもたちと向き合う彼女の姿を描く。
珍しく時代小説。萌の母・美津の凛とした姿勢が良い。
子どもも十人十色。成長もする。それを見守る師も親も、何度も壁にぶつかって当たり前。https://t.co/AqN0ywtms8
●● 楽天ROOM ●●
最後までお読みいただきありがとうございました!
感想・コメントなど頂けると嬉しいです。