みなさん、こんばんは!
ひよっこブックガイドのお時間です。
今夜のお相手は、私、大山ちこがつとめさせて頂きます。
今回のテーマは、ラジオにまつわる本。
みなさまからのお便りも大募集!
それでは早速紹介していきましょう!
希望、きこえる? ルワンダのラジオに子どもの歌が流れた日
この本は、番組の発起人でありリーダーとして制作に携わった榮谷明子さんが、番組ができるまでのお話をまとめたものです。
ルワンダでは1994年に紛争が起こり、80万人以上が命を落としました。
親を亡くした子どもたちは"教育"を受けずに大人になり、自分の子どもにも教育を受けさせることができないでいたのです。
榮谷さんは"子どもたちを育む場所を作りたい"という思いから、子ども向けのラジオ番組を作ることを思いつきます。
仲間を集め、子どものための歌を作り、お話を作る。
全てがゼロからの挑戦です。
子どもたちに榮谷さんの思いは届くのでしょうか?
夢を追うこと、新しい道を拓くことのワクワク感が詰まったノンフィクションです。
ラジオ・ガガガ
ラジオにまつわる6つのお話を集めた原田ひ香さんの短編集。
こちらに収録されている「リトルプリンセス2号」で、原田さんは"NHK創作ラジオドラマ大賞"を受賞されました。
本書の6つのお話にはそれぞれ、「オールナイトニッポン」や「こども電話相談室」など実在のラジオ番組が登場し、主人公たちが一歩踏み出すための鍵になります。
ひとりの夜、立ち止まりそうな夜。
寄り添ってくれるラジオの存在に勇気づけられる作品です。
レディオワン
「みなさん、こんばんわん。
月曜夜9時、"レディオ ワン"の時間です…」
人間の言葉を話せるようになった犬のジョン。
飼い主にも内緒で、人間たちにラジオ番組をお届けしています。
児童文学の総合誌『飛ぶ教室』で掲載し、単行本化された、詩人・斉藤倫さんの小説作品。
犬がDJのラジオなんて、とってもユニークですよね。
それだけでなく、ジョンと飼い主の絆や、優しく語りかける文章が何度も胸を打ちます。
児童書ですが、たくさんの人の心を動かす作品だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
私が学生時代によく聴いていたのは、好きな芸人さんがパーソナリティをつとめていた「オールナイトニッポンR」。
しかし田舎なので、ラジオの途中で「一部地域の方とはここでお別れです」と終わっちゃうんですよね。
どうしても続きを聞きたくて、ラジオの場所を移動したりアンテナをぐるぐる回したり。
聞こえた!と思ったら他の局と混線してしまって、バックにうっすら中国語らしき言葉で喋る声が…笑
今はアプリで聴けるからそんな苦労もないんでしょうね…
さて!お別れのお時間となりました。
今夜のお相手は、大山ちこでした。
それでは、さようなら~!
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#今年のベスト本を振り返る
— ちこやま (@chiko_yama398) 2021年12月9日
3冊目【海のアトリエ/堀川理万子】
海のそばの家で絵描きさんと過ごす特別な日々を描いた絵本です。先日には、一人の選考委員によって選ばれるBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。
のびのびした心を思い出す、大人が読んでも温かな作品でした。https://t.co/QC493e99fu
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