今回のテーマは、猫の本、第二弾です。
愛らしく奔放な猫の魅力に、あなたも憑りつかれちゃうかも?
猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
大山 淳子さんのデビュー作。
ドラマ原作大賞の受賞作であり、ドラマ化もされたそうです。
読むまでタイトルの"猫弁"とは、「猫の弁当」か、それとも猫の言葉(関西弁、東北弁、広島弁…)」なのか…と思っていたのですが、「猫専門(?)の弁護士」の略称でありました。
くるくると転換する場面とミステリアスな登場人物たち。何だ何だ?どう繋がるんだ?と、どんどんのめり込んでしまいます。
全てがストンと収まり良く終結する技はお見事。
1つ言うなら、猫弁の猫弁たる姿をもっと見たかった…ですが、そちらは続編にて、ですかね。
猫×謎解きのノンストップミステリです。
いない いない にゃあ
ほら、いないいなーい…。
表情豊かな猫の姿を収めた、沖 昌之さんの写真絵本。
後ろを向いた猫。葉っぱで顔を隠した猫。身体を丸めた猫。
いないいない・・・にゃあ!と出した顔は、みんなちょっとおとぼけ顔。
思わずクスッときちゃいます。
野良猫写真家の沖さんは、他にも「残念すぎるネコ」や「ぶさにゃん」など猫の隙をついた(?)写真を収録した本を出されています。
タイトルだけで笑っちゃう予感がしますよね。笑
本作は0才から楽しめるとのことで、猫がいるおうちでの読み聞かせにもオススメです。
ボブが教えてくれたこと
愛猫ボブとの交流を通じて著者が発見した生きるための数々の知恵。
友情のあり方も世渡りも、猫の生き方に学ぶべし。素晴らしきニャン哲学です。
そしてもう一つ注目してほしいのが、驚くべきボブの愛らしさ。
あまりの可愛さに写真ページから先へなかなか進めません。写真集を出したらベストセラー間違いなしです。買います。
著者のジェームズさんとボブのバックボーンについては、ジェームズさんの過去作で映画化もされた「ボブという名のストリート・キャット」で語られているようです。
未読なので、そちらも近いうちに読みたいな。
忙しさに溺れそうなとき、そっと心の中に猫を描けば、自由や鷹揚さを思い出させてくれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
前回からまた約一年が経ち、もはや手に負えない数の猫本が読みたい本リストに記入されています。
もう、猫本専門ブログに転身しようかしら。
●● 関連記事 ●●
●● このブログを書いたひと ●●
●● Twitter ●●
【悪ガキ7 | 宗田 理】1巻 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2022年2月17日
児童書。7人の"悪ガキ"がみんなの悩みを解決!
相談内容がいじめや虐待など意外とヘビー。現実は容易に解決できるものではないけど、自分と同じ目線で戦ってくれる存在が子どもたちには必要なのかも。彼らは悪ガキというか、ヒーローですね。 https://t.co/HKDvAO4dqf
●● 楽天ROOM ●●
最後までお読みいただきありがとうございました!
感想・コメントなど頂けると嬉しいです。