虫が苦手です。
嫌いと言っても過言ではありません。
ウゴウゴする足とかブーンと飛ぶ音とか、「ウエエッ……」て感じです。
しかし、嫌う者がいれば、愛する人もいる。
今回は、そんな虫を愛する人たちが綴った虫の本を3冊ご紹介します!
多くの読者を昆虫の世界にひき込んだ、永遠の名作
❷『あしなが蜂と暮らした夏』 甲斐 信枝
イラストともに楽しむ観察エッセイ
❸『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎
バッタを愛しすぎた昆虫学者のアフリカ奮闘記
ファーブルの昆虫記 ファーブル,J.H.
紹介するまでも無く有名な本ですが、今まで読んだことがありませ
ファーブルはフランスの昆虫学者です。
生まれは1823年。今からおよそ200年前です。
200年も前ですから、特別な道具もありません。
ファーブルはじっくりと昆虫を観察し、予想し、実験・失敗し、と
そんなふうに、学校の先生をしながら昆虫の研究を続け、数十年という時間をかけ
さすがに10巻は読みきれないなあ、と思い、今回は「昆虫記」の中から
なかなかグロテスクな場面も優しく表現して読ませるワザは、虫へ
たくさんの読者を昆虫の世界にひき込んだ、永遠の名作です
ファーブル,J.H.:フランスの昆虫学者。教師として働きながら昆虫の研究を続け、数十年の時間をかけて『昆虫記』を書き上げた。
あしなが蜂と暮らした夏 甲斐 信枝
甲斐信枝さんは植物を取り上げたさまざまな科学絵本を手掛けけられている絵本作家さんですが、この本では、その画力も生かし、ひと夏の間あしなが蜂の巣と女王蜂の観察に取り組んだ日々を書き記しています。
蜂の巣が出来るまで、幼虫から成虫に至るまで、など、つぶさに語られていますが、甲斐さんにかかると、青虫の肉団子を作って幼虫に与えるというグロテスクな描写さえ清々しいのです。
あしなが蜂への愛情と敬意に溢れた観察エッセイです。
甲斐 信枝:「たんぽぽ」「つくし」など自然に焦点をあてた多くの科学絵本を手掛ける。5年にわたり畑の跡地を観察して描いた「雑草のくらし あき地の五年間」で絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞を受賞した。
バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎
そこで立ち上がったのが、この本の著者・昆虫学者の前野ウルド浩
前野さんはバッタに特別な思いを抱いていました。
バッタを倒して困っている人を助けたい、そして叶うのなら……バ
いやいや、お兄さんそんなバカな。
しかし前野さんは本気です。
まだ十分に研究されていないバッタの生態を知るため、そしてその
この本では、アフリカでの生活やフィールドワークについてをメイ
さあ果たして、前野さんは無事に(?)夢を叶えることができるのでしょうか。
虫嫌いな私ですが、一つだけ共生を受け入れている虫がいます。
クモです。
「ゴ」から始まるあの虫を食べてくれるらしいと知ってから、部屋に出没しても黙認しています。
頼むぞ、我が家の警備員。
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【北鎌倉の豆だぬき| 和泉桂】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2022年5月11日
狸を保護した翌日、家にいたのは小さな男の子。いわく彼は化け狸の生まれ変わりで…
"ご飯"が1つのテーマで、舞台である鎌倉の名品や美味しそうな料理が次々登場。表紙の通りモフッと可愛い話。登場人物をもっと突き詰めても良いかな。https://t.co/j8UeRIpQr9
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