いきなり暑くなったと思えば雨続きの毎日…。
みなさまどうお過ごしでしょうか。
今回は特別な夏休みを過ごす、3冊の本を紹介していきます!
ファンタジックで優しい時間が流れるコミック。
❷『ライブラリー・ツインズ』 日野祐希
本の魅力を詰め込んだ、元気いっぱいの青春小説!
❸『みつばちと少年』村上 しいこ
一夏の出会いと成長を描く青春小説。
つるまき町夏時間
コマツシンヤ
終業式の日、みんなが下校したあとのシンとした教室で、みつるは自分を呼ぶ不思議な声を聞きます。
(誰もいないはずなのに…。)
声に導かれ、たどり着いたのは教室の後ろに置き去りにされたホテイアオイ。
そこにいたのは…。
ホラーのようなあらすじになってしまいました。が、全然違います。
こちらはマンガ作品。
1話完結の連作になっていて、架空の町「つるまき町」を舞台に、みつるのちょっと不思議な夏休みを展開していきます。
ゆったり流れるお話の中の時間に最初はなかなか馴染めず、心に余裕がなくなってるんだな〜と身に染みました…。
みなさんも「つるまき町夏時間」を読んで息抜きしてみてはいかがでしょう。
ライブラリー・ツインズ
日野祐希
中学最後の夏休み直前、「今の成績では内部進学が危うい」と担任
「今から受験勉強なんて無理!」
ショックを受ける菜織に先生は、大学図書館でイベントの準備を手
参加すれば内部進学は確実!となれば、やらないわけにはいきませ
楽しい夏休みの予定を返上し、お目付役の双子の弟・健史を引き連
読書の楽しさを伝える作品が多い中、こちらは製本や、どうすればみ
始まりはドタバタしていますが(笑)、図書館や本について、ゆるカワの挿絵も手伝って、とても分かりやすく紹介しています。
この本で"本"に興味を持つ人もいるんじゃないかな。
成績不振ではじめたボランティアが、いつしか特別な経験に・・・。
元気いっぱいの青春小説です。
日野祐希:「ネット小説大賞」受賞。 他の作品に『カラフル ノート 久我デザイン事務所の春嵐』『秘密の神田堂 本の神様、お直しします。』『菜の花工房の書籍修復家 大切な本と想い出、修復します』など。
みつばちと少年
村上 しいこ
北の太陽には、様々な理由で親から離れることになった5人の子どもたちが暮らしています。
相手の気持ちを考えることが苦手で、学校にも友だちがいない雅也は、不安でいっぱい。
ぼく、うまくやっていけるのかな…。
こちらは村上しいこさんの作品。
村上さんが大好きだという『みつばちマーヤの冒険』を絡め、成長していく子どもたちの姿を描いています。
「誠実」が一つのテーマになっているそうですが、飾り気のない正直な言葉は、喜ばせることもあるし、傷つけることもある。
この夏たくさんの経験をした雅也が、最後に手にするものは何でしょうか。
一夏の出会いのお話。
村上 しいこ:『かめきちのおまかせ自由研究』で日本児童文学者協会新人賞、『れいぞうこのなつやすみ』でひろすけ童話賞、『うたうとは小さないのちひろいあげ』で、野間児童文芸賞を受賞。その他、児童・YA作品を中心に執筆。
まとめ
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【なみきビブリオバトル・ストーリー】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2022年7月13日
図書館のビブリオバトルにバトラーとして集まった4人の小学生の物語。
読みながら、「この本読んでみたいなあ、面白そうだなあ」という気持ちがわいてきて、本当にビブリオバトルに参加して、4人の発表を聞いているようでした。https://t.co/48o4tvTJKc
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