あなたに贈るクリスマスストーリー!おとな向け・クリスマスの本3選


さて、前回の記事では子ども向けのクリスマス本を紹介いたしました!

 

chiko-yama.hatenablog.com

 

今回は大人向けのクリスマス本を紹介していきます!

 

 

サンタクロース少年の冒険 
ライマン・フランク・ボーム

 

 

*あらすじ
妖精たちに育てられたクロース。やがて青年になった彼は、子どもたちに幸せを届けようと世界を駆けめぐる…。

 

オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームによるクリスマスストーリー。

妖精たちの住まうバージーの森。
平穏なこの場所に、ある日、赤ん坊が置きざりにされてしまいます

クロースと名付けられたその子は、妖精たちの愛情を受けて、すくすくと育ち、やがて立派な青年に。

その頃クロースの胸には、「子どもたちを喜ばせたい!」という強い思いがありました。

彼はその大きな夢を抱えて、人間たちの世界へ飛び出してゆきます


さあ、"クロース"という名前でピンときた方もいるかもしれませんね!
そう、彼こそ、世界中の人に愛されるサンタクロースなのです!

これは言わば、サンタクロースの誕生秘話。

妖精に育てられた心優しい青年が、どのようにして聖(サンタ)クロースと呼ばれるようになったのか。

夢と愛情いっぱいのストーリーを、矢部太郎さんのゆるふわなイラストとともに、楽しんでください!

 

著者データ
ライマン・フランク・ボームニューヨーク州生まれの作家。1900年に発表した『オズの魔法使い』がベストセラーとなる。1919年没。

 

ハイランド・クリスマス 
M・C.ビートン

 

 

家族と離れ、1人寂しくクリスマスを過ごすことになったヘイミッシュ巡査。

その上、彼の住むスコットランドの極北の町ロックドゥの住人はみんなクリスマス嫌いときており、町まで殺風景。
しかし、落ち込んでいようともクリスマスといえども、彼のもとには事件が舞い込んでくる。
いなくなったネコの捜索、クリスマスツリーの窃盗……。
ヘイミッシュは事件を解決し、素敵なクリスマスを迎えることが出来るのか?


こちらは約150ページのコンパクトな小説。

訳者さんのあとがきによると、こちらの本は"ヘイミッシュ・マクベスシリーズ"という、英国では20冊以上が刊行されている人気シリーズの中の一冊なのだそうです。
テレビドラマ化もされたとか。

日本では2020年に刊行された、この「ハイランド・クリスマス」が初めての翻訳本とのこと。
他のエピソードも、これから続々と発刊されるかもしれませんね!

ハッピーなクリスマスストーリーをお求めの方におすすめ!

 

著者データ
M・C.ビートン: スコットランド生まれの推理作家。代表作に「アガサ・レーズン」シリーズがある。スコットランドを舞台にしたミステリ「ヘイミッシュ・マクベス巡査」シリーズを発表、BBCスコットランドによりテレビドラマ化。2019年没。

 

サンタクロースの贈物

 

 

クリスマス×ミステリーがテーマのアンソロジー
国内だけでなく、海外の名作も取り揃えていますよ〜!

トップバッターはコナン・ドイルによる『青いガーネット』。登場するのはもちろんシャーロック・ホームズです。
さらに、O・ヘンリー、アガサ・クリスティ、エラリイ・クイーンと、疎い私でも知っているミステリーの巨匠たちが勢揃い!

ホームズ、ミス・マープル、ブラウン神父、メグレ警視と名探偵がぞろぞろ登場する、"名探偵アンソロジー"でもあります。

この布陣……強い。

国内からも、星新一筒井康隆など6作が選ばれています。

もちろん殺人事件も起きるので、楽しいクリスマス本ではないのですが、名探偵たちの活躍、とくとご覧あれ! 

 

まとめ

 

いかがでしたか?
クリスマスの装飾を見ると、いくつになってもワクワクしてしまいます。
みなさま、良いクリスマスを!
 
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最後までお読みいただきありがとうございました!

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