星砕きの娘 松葉屋 なつみ
国に蔓延る鬼を、蓮華は剣を振るい、星を砕くように斬る。
人間離れしたこの少女を、鉉太は実の娘のように守り、育ててきた
しかし、蓮華には大きな秘密があり…。
第四回創元ファンタジイ新人賞受賞作。
舞台は鬼が跋扈する敷島国。
人々に危害を加える鬼に鉉太と蓮華は立ち向かっていくのですが、
さらには仏教的思想やお国・お家事情、親娘愛が絡み、圧倒的な世
面白い…!面白すぎる…!!
こちらの『星砕きの娘』から数百年さかのぼった世界を舞台にした
むむ、絶対読むぞ〜。
今昔百鬼拾遺 鬼 京極 夏彦
逮捕された青年の不明瞭な供述。
女子学生がこぼした祟りへの不安。
鬼の因縁とは何なのか?辻斬り事件の真相は?
とある家系の謎に迫る、京極夏彦さんのミステリ作品。
京極さんの他シリーズのスピンオフ作品であり、本作『鬼』と『河童』『天狗』の3部作。
ところどころで他作品のものと思われるエピソードが語られますが、そちらを読んでいない私でも面白く読めました。
ちなみに表紙の女性は女優業などで人気を集めている今田美桜さんとのこと。
あえてお顔を隠すとは、勿体無いと言おうか贅沢と言おうか…。
お母ちゃんの鬼退治 小手鞠るい
作家・小手鞠るいさんが、ご自身のお母さんについて綴ったエッセ
御年90歳という小手鞠さんのお母様ですが、20代に受けた手術
それにも関わらず、民謡や三味線の教室を開き、講師も務めるなど
物知りで気も個性も強いお母ちゃん。
戦争、男尊女卑、障害、差別。
お母ちゃんはたくさんの鬼を退治してきたんだ…。
時に温かく、時にほろ苦い、母と娘、時々お父さんの家族日記。
まとめ
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【2月うさぎとお茶会を| 梶 マユカ】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2023年1月18日
2月にだけ現れるうさぎの幽霊。突如お腹に出来た謎の人面瘡。二つのお話のキーマンは美しすぎる老齢の男。
謎に謎が重なり、結局全ては明かされないまま。"2月にだけ現れるうさぎの話"の連作短編でも良かったかも…続編出るのかな🤔https://t.co/RmCky6i3BI
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