ウクライナ侵攻を考える本3選

ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、一年が経ちました。

今回はこの、ウクライナ侵攻を取り上げた、3冊の本を紹介します。

 

 

13歳からのウクライナ戦争150日新聞

 

 

2022年9月出版。

ロシアがウクライナに侵攻した昨年2月24日からの150日間をまとめた本。

緊迫の1ヶ月間、徹底抗戦、ウクライナの反撃。
米国を始めとする各国の動きや思惑にも触れます。

それぞれの軍の使用している兵器についても紹介していますが、こちらについては主要なもののみに絞るか、無くても良かったのでは、というのが正直な感想です。

ウクライナ侵攻がどのように展開されてきたのかを知りたい方におすすめ。
読みやすいけれど、13歳よりちょっと上の年齢向けかな。

 

著者データ
黒井 文太郎:国際テロ、日本の防衛・安全保障、国際紛争など専門とする軍事ジャーナリスト。著書に「ビンラディン抹殺指令」「アルカイダの全貌」「北朝鮮に備える軍事学」など。

 

ウクライナ戦争日記

 

 

2022年7月出版。

こちらは、24人のウクライナ人が戦中で綴った日記をとりまとめた本です。

キーウ、ハルキウマリウポリ…。
ウクライナの各地、爆撃の音で目覚め、家を失い、故郷を追われる人々。

日本で暮らし、祖国の安寧と大切な人たちの無事を祈る人々。

何が正解か?
何をするべきか?

読みながら何度も東日本大震災のことを思い出しました。
突然渦中に放り込まれた人たちの混乱は、本から伝わる以上のものだと思います。

ウクライナの人々のリアルな声が、たくさんの人に届きますように

 

ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記 
ズラータ・イバシュコワ

 

 

最後に紹介するのは、こちらの本。
著者はウクライナ出身、16歳の女の子ズラータさんです。

ウクライナにいた頃のズラータさんは、偶然手に取った本をきっかけに日本語を学び、いつかは日本で暮らしたいと夢見ていました。

しかし、この度のロシアの侵攻により、思いがけず、たった1人で日本に渡ることに。

この本は、ウクライナから日本を目指した日々を綴った、ズラータさんの日記です。


戦争にコロナと、世界中が混乱する中、ズラータさんの旅路もトラブルの連続。
しかし沢山の人の手助けと、絶対に夢を叶えたいという強い思いが、ズラータさんを日本へと導きます。

望みを絶とうとする戦争に、夢を叶えることで立ち向かおうとするズラータさんの一途な想いが詰まった一冊です。

 

著者データ
ズラータ・イバシュコワ:ウクライナ・ドニプロ出身。日本の小説や漫画、アニメを愛する16歳。ウクライナ侵攻後、家族と別れ、一人日本へ避難。現在は日本で絵の仕事に就くことを夢見て日夜勉学にいそしむ。

 

まとめ

 

いかがでしたか?
 
噂や思惑など何が嘘で何が真実か分からないニュース ばかりですが、どんな言い分があっても、人の自由を奪ったり殺していい理由にはならないと信じています。
 
この戦争が一刻も早く終わるよう祈りながら、私に出来ることを考え続けていこうと思います。
 

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