4月12日発表 2023年 本屋大賞ノミネート作

 

今年も間もなく、
本屋大賞の受賞作が発表されます。
 
来月の発表を目前に控えた今回の記事では、
ノミネート作をおさらいしていきます!

 

 

本屋大賞とは 

 

本屋大賞公式サイト⇒https://www.hontai.or.jp/index.html

 

「売り場からベストセラーを作る!」
という志のもと創設された、
全国の書店員さんの投票で決まる賞です。
 
読書のプロである書店員さんの
「売りたい!」「読んで欲しい!」
との思いで選ばれるので、
文学界が大いに沸くイベントでもあります。
 
今年度は、
2021121日〜20221130
に刊行された作品が対象。
 
部門は以下の4つ。
 
「小説部門」
「翻訳小説部門」
「ノンフィクション本大賞」
加えて、ジャンルを問わず、
過去出版された本を対象とした「発掘部門」
 
 
 ノンフィクション本大賞のみ、
2021年7月〜2022年6月
に刊行された本が対象になり、
結果も他の3部門と時期をずらして
発表されます。
 
過去受賞作

 

過去3年間の各部門受賞作

  小説部門 翻訳小説部門 発掘部門 ノンフィクション本
2022年


同志少女よ、
敵を撃て

同志少女よ、敵を撃て




三十の反撃

三十の反撃

 



破船

破船(新潮文庫)

目の見えない
白鳥さんと
アートを見にいく

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく (集英社インターナショナル)

2021年

52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち


ザリガニの
鳴くところ

ザリガニの鳴くところ

 

「ない仕事」の作り方

「ない仕事」の作り方 (文春文庫)

海をあげる

海をあげる

2020年

流浪の月

流浪の月

アーモンド

アーモンド

無理難題が多すぎる

無理難題が多すぎる (文春文庫)

エンド・オブ・ライフ

エンド・オブ・ライフ (集英社インターナショナル)

 

 

 2023年ノミネート作

 

それでは、

今年のノミネート作を見ていきましょう。

小説部門は以下の10冊。

 

川のほとりに立つ者は

川のほとりに立つ者は

 

寺地はるな:

2014年『ビオレタ』でポプラ社新人賞を受賞し、作家デビュー。2021年に咲くやこの花賞、『水を縫う』河合隼雄物語賞を受賞した。

 

君のクイズ

君のクイズ

 

小川 哲:

2015年、「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』で第31回山本周五郎賞第38回日本SF大賞を受賞。2023年には『地図と拳』直木賞を受賞した。

 

宙ごはん

宙ごはん

 

町田 そのこ:

カメルーンの青い魚』で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。2021年『52ヘルツのクジラたち』が本屋大賞を受賞した。

 

月の立つ林で

月の立つ林で

 

青山 美智子:

デビュー作『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞。2021年『お探し物は図書室まで』が本屋大賞2位に選ばれる。

 

汝、星のごとく

汝、星のごとく

 

凪良 ゆう:

2006年にBL作品にてデビュー。2019年に刊行した『流浪の月』が、2020年本屋大賞を受賞。同作は映画化された。2020年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。

 

方舟

方舟

 

夕木 春央:

2019年、『絞首商會(改題)』でメフィスト賞を受賞。作家デビューを果たす。『方舟』は"週刊文春ミステリーベスト10"第1位、MRC大賞を受賞している。

 

#真相をお話しします

#真相をお話しします

 

結城真一郎:

 2018年、『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し、作家デビュー。2021年、『#拡散希望』で日本推理作家協会賞受賞。

 

爆弾

爆弾

 

呉勝浩:

2015年『道徳の時間』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。2018年『白い衝動』で大藪春彦賞、2020年『スワン』吉川英治文学新人賞受賞、日本推理作家協会賞を受賞した。『爆弾』は、直木賞候補作にもなった。

 

光のとこにいてね (文春e-book)

光のとこにいてね

 

一穂 ミチ :

2008年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。2020年に『イエスかノーか半分か』がアニメ映画化、『スモールワールズ』が第9回静岡書店大賞受賞した。

 

ラブカは静かに弓を持つ (集英社文芸単行本)

ラブカは
静かに弓を持つ

 

安壇 美緒:

2017年『天龍院亜希子の日記』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。2020年に刊行された金木犀とメテオラ』がロングセラーとなる。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

投票は2月で締め切られており、
受賞作の発表は4月12日。
今頃は集計の真っ最中でしょうか。
 
どの本が選ばれても選ばれなくても、
今年も大いに盛り上がるでしょう!

 

 

追記

 

4月12日、本屋大賞の結果が発表されました。

投票の結果、2023年の本屋大賞に選ばれたのは、凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』でした!おめでとうございます!

 

汝、星のごとく

 

 

●● 関連記事 ●●


 

chiko-yama.hatenablog.com

 

●● このブログを書いたひと ●●

●● Twitter ●●


●● 楽天ROOM ●●


room.rakuten.co.jp

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村