3・4月発売!新刊おすすめ3選

 

 

この記事では、3・4月に発売された新刊の中から3冊の本を紹介していきます。

 

 

小日向でお茶を 中島京子

 

 

直木賞作家のうららかなエッセイ

作家・中島京子さん初のエッセイ集です。
こちらは、雑誌「ゆうゆう」での連載をまとめたもので、旅行やグルメ、健康、コロナのお話など、テーマはさまざま。雑誌の読者層に合わせて「50代」に絡めた話題が多いのですが、一応30代の私も「うわー、めっちゃ分かるー」という部分が多く(特に健康の話よ)、中島さんの気取らない文章も合わさって、まるで友人の話を聞いているような、とても気さくなエッセイでした。

本に旬があるとするなら、この本は春です。春に読むべき。日向でね。

この本も読んでみる

 

樽とタタン 中島京子
茶店の赤い樽の中で母を待った子どもの頃。
樽といつも一緒の私はタタンと呼ばれ、
マスターや常連客らとささやかな時間を共にした…。
不思議な味わいのある、喫茶店物語。

 

独学の地図 荒木 博行

 

 

学ぶのが楽しくなる独学の案内書

「何を学ぶか」ではなく「どう学ぶか」に重点を置いたビジネス書

この本で言う"独学"は「スクールや講師に頼らず自分一人で勉強すること」ではなく「日々の体験から生み出す、自分だけの学び」のことを指しています。ある体験をする前とした後でどんな違いが生まれたか。その違いこそが学び、というわけです。

本書では、日々の体験をどのように学びに繋げていくのかを3つの階層に分けて説いていて、読みながら、自分の周りにはたくさんの学びと成長の余地が眠っていることに気付かされます。

ちなみに「日々の体験」には読書体験も含まれます。この本を読む前と読んだ後、みなさんの中でどんな変化が起きるのでしょうか。

 

今日、僕らの命が終わるまで 
アダム・シルヴェラ

 

あらすじ

今日死ぬことを宣告されたマテオとルーファス。アプリを通じて知り合ったふたりは、最後の1日を共に過ごすことになり…。

アメリカで100万部突破のヤングアダルト小説

その日に死ぬ人々には、深夜0時、死を宣告する電話がかかってくる、という近未来的な世界が舞台の小説。最後の1日をどう過ごすか、というのが大きなテーマです。

家族や友人、夢を残していく悲しみや後悔を胸に、残された今日を精一杯生きようと行動する主人公たち。 明日が来るのは当たり前ではないことや、いつ死ぬか分からない日々をどう生きていくか、ということを改めて考えさせられる一冊です。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

新刊をチェックしていて知ったのですが…毎日すごい量の新刊が出てるんですね!私が把握してるのなんてほんの一握り、いやひとつまみだったんだ…。私に毎秒1冊読み終わるスキルがあればなあ。

 
最後までお読みいただきありがとうございました!

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