本日は敬老の日!
おじいちゃん、おばあちゃんの登場する絵本を3冊ご紹介します。
あらまっ!
エイドリアン・ジョンソン
おばあちゃんの家に泊まりにきたパトリック。
おひさまが沈むころ、おばあちゃんがパトリックにこう言います。
「さあ、そろそろベッドに入って眠りなさい」
しかし、パトリックは、
「でも、おばあちゃん。ベッドが……」
おばあちゃんと孫の大変な一晩。
このパトリックのおばあちゃん、なかなかおっちょこちょいと言う か、なんと言うか。
せっかく孫が泊まりに来たのに、アレもない、コレもないで、「あ ーらまっ!」と大騒ぎ。
しかしそこで挫けない。
何がなんでも用意してみせる、スーパーおばあちゃんなのです。
きちんと筋の通ったお話の絵本も良いですが、こういうユーモアに 溢れた作品も面白いな。
すずばあちゃんのおくりもの
おひさまが沈むころ、おばあちゃんがパトリックにこう言います。
「さあ、そろそろベッドに入って眠りなさい」
しかし、パトリックは、
「でも、おばあちゃん。ベッドが……」
おばあちゃんと孫の大変な一晩。
このパトリックのおばあちゃん、なかなかおっちょこちょいと言う
せっかく孫が泊まりに来たのに、アレもない、コレもないで、「あ
しかしそこで挫けない。
何がなんでも用意してみせる、スーパーおばあちゃんなのです。
きちんと筋の通ったお話の絵本も良いですが、こういうユーモアに
すずばあちゃんのおくりもの
最上一平/黒井健
純平の住む村では、道ばたや空き地や、思いもかけないところで花 を見かけます。
それはきっと、すずばあちゃんが植えたもの。
90歳をとうに超えたすずばあちゃんは、畑仕事がおわると村の中 をゆっくりと歩いて、草花の種を植えるのです。
しかし、そんなすずばあちゃんには、つらい過去がありました…。
児童文学作家の最上一平さんと、絵本画家の黒井健さんの作品。
春先、今年初めてたんぽぽを見つけた時はちょっと嬉しくなったり …しませんか?
この本に登場する純平や村の人たちはそんな時、「すずばあちゃん が植えたのかなあ」と思ったりするのかも。
しかし、すずばあちゃんの過去を知ると、もっと違う想いも芽生え てきます。
すずばあちゃんは、どんなことを考えながら花を植えているのかな 。
すきなものみっつ なあに
さぎ込んでいるのです。
ティブルが話しかけても返事はありません。
お母さんは「時間をあげて」だって…。
そこでティブルはこう声をかけます。
「おじいちゃん!好きなもの3つ、なあに?」
はっきりと描かれてはいないので、もしかすると子どもには伝わら ないかもしれませんが、おじいちゃんのふさぎ込んでいた理由が切 ない。
好きなサンドイッチ、好きなクラゲ、好きなおばあちゃん……。
好きなものの話をするうち、少しずつほどけていくおじいちゃんの 心。
イギリスの作家による、おじいちゃんと孫の温かな交流のお話です 。
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それはきっと、すずばあちゃんが植えたもの。
90歳をとうに超えたすずばあちゃんは、畑仕事がおわると村の中
しかし、そんなすずばあちゃんには、つらい過去がありました…。
児童文学作家の最上一平さんと、絵本画家の黒井健さんの作品。
春先、今年初めてたんぽぽを見つけた時はちょっと嬉しくなったり
この本に登場する純平や村の人たちはそんな時、「すずばあちゃん
しかし、すずばあちゃんの過去を知ると、もっと違う想いも芽生え
すずばあちゃんは、どんなことを考えながら花を植えているのかな
著者データ
最上一平(文):児童文学作家。『ぬくい山のきつね』で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』でひろすけ童話賞受賞。他の作品に『黄金の夏休み』、『ぼくの大イワナ』など。
黒井健(絵):絵本画家。サンリオ美術賞、赤い鳥さし絵賞を受賞。他の作品に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』など。山梨県に自作絵本原画を常設する「黒井健絵本ハウス」を設立した。
最上一平(文):児童文学作家。『ぬくい山のきつね』で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』でひろすけ童話賞受賞。他の作品に『黄金の夏休み』、『ぼくの大イワナ』など。
黒井健(絵):絵本画家。サンリオ美術賞、赤い鳥さし絵賞を受賞。他の作品に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』など。山梨県に自作絵本原画を常設する「黒井健絵本ハウス」を設立した。
すきなものみっつ なあに
ウェンディ・メドゥール/ダニエル・イグヌス
ティブルのおじいちゃんは最近、いつも庭仕事。どうも、1人でふ
ティブルが話しかけても返事はありません。
お母さんは「時間をあげて」だって…。
そこでティブルはこう声をかけます。
「おじいちゃん!好きなもの3つ、なあに?」
はっきりと描かれてはいないので、もしかすると子どもには伝わら
好きなサンドイッチ、好きなクラゲ、好きなおばあちゃん……。
好きなものの話をするうち、少しずつほどけていくおじいちゃんの
イギリスの作家による、おじいちゃんと孫の温かな交流のお話です
著者データ
ウェンディ・メドゥール(文):イギリスの作家。文と絵を手がけた『A Hen in the wardrobe』で、ジョン・C・ローレンス賞を受賞。ウィルトシャーにある自宅で創作に励んでいる
ダニエル・イグヌス(絵):スウェーデン生まれの画家、イラストレイター。シャネルのデザインも手がけた。他の作品にケイト・グリーナウェイ賞にノミネートされた『蛾』、『おっこちてきた』など。
ウェンディ・メドゥール(文):イギリスの作家。文と絵を手がけた『A Hen in the wardrobe』で、ジョン・C・ローレンス賞を受賞。ウィルトシャーにある自宅で創作に励んでいる
ダニエル・イグヌス(絵):スウェーデン生まれの画家、イラストレイター。シャネルのデザインも手がけた。他の作品にケイト・グリーナウェイ賞にノミネートされた『蛾』、『おっこちてきた』など。
まとめ
いかがでしたか?
身近におじいちゃんおばあちゃんのいる方は、ぜひ「
最後までお読みいただきありがとうございました!