モキュメンタリーホラー おすすめ4選

 

 

この記事のテーマは、モキュメンタリーホラーです。

モキュメンタリーとは、模擬や疑似という意味の「モック」と「ドキュメンタリー」の造語で、 現実の出来事のように見せかけた作品 のことを言います。

ホラー小説のなかでは「作者自身の体験」「作者が知り合いから聞いた話」など、作者自身が語り手になるお話が多いです。

今回は、嘘か真か、リアリティあふれるホラー作品を紹介します!

 

 

 

残穢
 
 
「恐すぎて家に置きたくない」身の毛がよだつ戦慄のホラー

始まりは、怪奇小説を手掛ける"私"のもとに、読者から届く一通の手紙。 「マンションの自室で、おかしな音がするんです。まるで、何かが畳をこするような…」

この部屋には、何か曰(いわ)くがあるのかもしれない。
"私"たちは情報を集めますが、妙なことに、怪異は、ほかの部屋でも起きていたのです。原因を突き止めようと過去にさかのぼれば、次から次へと掘り出されてくる不可解な出来事。あまりにも根深い穢れは、その先を知ってしまうのが恐ろしいほど。

「呪われているのは、部屋ではなく…」

主人公の"私"が、作者の小野不由美さんと似通っている点も怖さに拍車をかけます。これは本当にフィクションなのでしょうか?

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近畿地方のある場所について

 

 

その場所には何かがある…すべてが”つながる”モキュメンタリーホラー

この本に収録されているのは、作者の背筋さんと友人が収集した、近畿地方の"ある場所"に関する様々な怪異です。失踪した女児。林間学校に現れた不審な人物。陰気な雰囲気を放つマンション…。 これらの話に類似した点が見られることから、 「この場所には何かがあるのではないか」 と感じ、2人は調査をしていました。しかしその最中、作者の友人は失踪してしまうのです。

全て読んでしまった後に残るのは、自分の生活にも"恐ろしい何か"が入り込んでしまったような薄気味悪さ。読後も長く後味を引く本です。

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火のないところに煙は
 
 

読者の予想を裏切る、ホラー×ミステリーの連作短編 

始まりは、ある女性から著者の芦沢央さんに寄せられた相談。

「お祓いしてくれる人を紹介してほしい」

恋人が死んでから、自分が担当する広告にだけ奇妙な染みができるようになった、と女性はいうのです。 このように、友人や知り合いなどを通して芦沢さんのもとに集まってきたという5つの怪談が語られていくのですが、そのどれもに「え!」と驚くような展開が待っているのです。ただの怪談話だと思っていると、急転直下、さらに恐ろしい結末へ。

そして本を締めくくる6つ目の章で、恐怖は最高潮! 人々を本当に脅かしていたものの正体は…。

 

 

 


 

フェイクドキュメンタリーQ
 

動画発、一冊で2度"怖おいしい"モキュメンタリー

モキュメンタリーを楽しめるのは、本の世界だけではありません。 YouTubeでモキュメンタリー仕立ての動画をあげているオカルト番組『フェイクドキュメンタリーQ 』。監視カメラに残された奇妙な映像や、お蔵入りになった取材映像など、リアルとしか思えない恐ろしすぎる映像の数々が、ホラー好きの間で話題になっています。

そして今夏、番組と同タイトルの本が発売。動画をもとにしたショートホラーと書き下ろし作品を収録した、ホラー短編集です。動画のワンシーンを切り抜いた画像資料、映像を視聴できるQRコードも満載で、 臨場感あふれる内容

「でも、”フェイク”って分かってるから怖くない」?いえいえ…

本当のことを隠したいときに、「あれは嘘だよ」と言うこともまた、「フェイク」になるんですが……。
(「フェイクドキュメンタリーQ 【独白】」P15)

 

 

 

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