図書館が舞台の小説4選

 

今回は 図書館が舞台の本 を4冊ご紹介します。

 

 

 

れんげ野原のまんなかで
 
 
あらすじ

周りを野原に囲まれた秋葉図書館には、日々、司書たちの頭を悩ませる出来事が舞い込む。ささやかなものから事件が絡むものまで、大小さまざまなな"謎"。新米司書の文子は、能瀬をはじめとする先輩たちとともに、事件を解き明かしていく…。

 
本を愛する司書大活躍の図書館ミステリ
 

少年たちのいたずら、本に挟まれコピー用紙、館外から迷い込んだ古書。一見、何とはない出来事。しかし、本と図書館を愛する司書たちは、持ち前の好奇心と知識で、そこに潜む何者かの思惑を見事に解き明かしてゆきます。

実在する本が次々登場するのも面白さの一つで、「図書館小説といえばコレ!」という、この記事のテーマには外せない作品です。

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ミッドナイト・ライブラリー
 
 
あらすじ

何もかもがダメになったその日、ノーラは死を決意し、大量の薬を飲んだ。これで全て終わりーーのはずが、ふと気がつくと、彼女は無数の本棚が並ぶ"夜の図書館"にいた。司書の言うことには、ノーラはここで「最良の人生」を探すというのだが…。

 
後悔ばかりの日々も希望に変わる「幸せな人生」の物語
 

「夜の図書館」は普通の図書館ではありません。ここは生と死の狭間であり、棚に並ぶ本には、ノーラが"選択しなかった"他の人生が眠っているのです。
ノーラは司書によってチャンスを与えられます。図書館の本の中から最良の人生を見つけること。その人生を心から望めば、彼女はそれを自分の本当の人生として生きることが出来るのです。

ノーラは本を開き、様々な人生を体験します。それは、自分の本当の幸せを探す旅。ノーラは人生をやり直すことが出来るのでしょうか。

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虹いろ図書館のへびおとこ
 
 
あらすじ

小学校に行きたくないほのかは、街を彷徨った挙句、町の図書館にたどり着く。 居場所のない彼女に出来た、たった一つの心の拠り所。そんなほのかに、ある日、緑色の顔をした“へびおとこ"が声を掛け…。

 

居場所を無くした子どもたちと司書の、優しくほろ苦い交流

学校に行けなくなったほのかに開かれた、たった一つの居場所、図書館。ここには顔の半分が緑色の司書・イヌガミが勤めていて、ほのかはその異様な形相におっかなびっくり。 しかし、交流を重ねる中で、イヌガミの優しさや気遣いが少しずつほのかの世界を動かしていくことになります。

虹いろ図書館"はシリーズ作品で、子どもたちと図書館の交流を描いた作品のほか、司書として奔走するイヌガミを主人公にしたストーリーも刊行されています。

 

 

 


 

図書館は、いつも静かに騒がしい
 
あらすじ

就職活動で潰れかけた麻衣が偶然見つけたのは、図書館司書の仕事。静かな事務仕事、と思いきや、図書館は思ったよりも騒がしく、同僚は変わり者ばかり。戸惑うことばかりの職場だが、麻衣は少しずつやりがいを見つけ始め…。

 

図書館は毎日てんてこまい!新米司書の成長を描くお仕事小説

司書資格なし、読書に興味なし、ついでに自信もなし、の主人公が、図書館という未知の場所で仕事に奔走する純・お仕事小説。

それなりの専門知識が必要とされる職場で、図書館にとんと縁のなかった麻衣は右往左往するばかり。それでも仲間に助けられながら、少しずつやりがいを見つけ、人としても司書としても成長していく初々しいストーリーです。。

書経験のある作者さんゆえの、リアルでシビアな図書館事情が描かれている点もポイント。

 

 

 

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