【2023年版】高校生の課題図書3冊

 

 

今回は 高校生の課題図書の紹介記事です。課題図書の紹介は、この記事で最後になります!

全学年の課題図書は公式サイトで確認できます。

 

 

2023課題図書

昆虫の惑星 
アンヌ・スヴェルトルップ・ティーゲソン

 

ノルウェーの昆虫学者アンヌ・スヴェルトルップ・ティーゲソンさんによる昆虫エッセイ。文章のみで写真や挿絵はありません。 種を残したい昆虫たちの、奇妙で残酷で美しい生態。それは人間の暮らしにも欠かせないもので…。 「昆虫嫌いも楽しめる!」という、うたい文句でしたが……類まれなる(?)私の想像力が仇となり、やっぱりキツかったー。

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ラブカは静かに弓を持つ 
安壇 美緒

 

あらすじ

子どもの頃のとある事件から、チェロにトラウマを抱えていた橘。しかし、勤務する全日本音楽著作権連盟の上司に命じられ、音楽教室への潜入調査を担当することになる。身分を偽り、講師の浅葉の元に出向いた彼は、長らく距離を置いていたチェロを再び手にし…。

 

主人公が潜入するのは、近く、音楽著作権連盟を相手に裁判を起こすとされる会社の音楽教室。つまり、彼はスパイを任されるのです。

主人公は、読者でさえも、その心の仄暗さの底が見えないような、孤独な青年。チェロの演奏、講師との出会い、演奏仲間との交流が少しずつ心を溶かしてゆきますが、裁判の日は刻一刻と近付き…。

4月に発表された本屋大賞の第2位に選ばれたスパイ×音楽小説!

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タガヤセ日本 
白石 優生

 

農林水産省で働く白石さんによる、農業の魅力を目一杯伝える本。農業の「大変そう」というイメージをすっかり変えてしまう、ものすごい進化を遂げた日本の今の農業のお話です。「14歳の世渡り術」というシリーズの一冊で、中学生の子も親しみやすい内容。 白石さんは農林水産省が運営するYouTubeチャンネルのメンバーでもあり、みんなが農業に興味を持つような内容を動画で発信されています。まずは気軽に動画から見てみるのも良いかもしれません。

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読書感想文におすすめの本

人生を変えてくれたペンギン  
トム・ミッチェル

 

英国人のトム・ミッチェルさんが、1匹のペンギンとの思い出を綴ったノンフィクション。ミッチェルさんは南米の海岸で重油にまみれていたペンギンを救出し、自分が教員をつとめる学校で面倒を見ていました。本には、フアン・サルバドールと名付けられ、生徒や教員たちと元気いっぱいに過ごすペンギンの姿が、愛らしく綴られています。

 

17歳のラリー  
天沢 夏月

 

あらすじ

チームの要であるエースが海外へ留学することになったテニス部。最後の夏を前に、三年生にはさざ波が立ち…。

 

高校生を主人公にした青春群像劇。 圧倒的なエースがいなくなることへの不安や寂しさ、その一方で、一番大切な時期の離脱に憤り、劣等感や焦りを募らせる部員たち。胸に抱く思いはさまざまです。 爽やかさだけでなく、部活に懸命に取り組んできたからこその、ひりつく空気感まで強烈に描き出した作品。

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