オン・ステージ!青春×演劇小説3選

 

今回は「青春×演劇」をテーマに3冊の本を紹介していきます!

青春という名の舞台に、いざ立たん!

 

 

 

アップステージ 
ダイアナ・ハーモン・アシャー

 

ハリブルック中学校の今年度の学校ミュージカルの演目は、『ザ・ミュージック・マン』。

シャイで引っ込み思案のシーラも、ミュージカルの舞台にはちょっと憧れてた。

でも、オーディションの結果シーラがもらったのは、麦わら帽子をかぶり、ちょびヒゲをつけた……おじさんの役。

それだけでも最低なのに、なんだか色々なことが巻き起こり…?


ミュージカルの舞台に立つまでの中学生たちを描くドタバタ劇。

なにかと振り回されながらも、最高の舞台にしたいという気持ちを胸に、新しい仲間と作品を作り上げていくシーラ。

自信を持って舞台に立つことは出来るのでしょうか。

学園ものに欠かせない嫌味な子が、めちゃくちゃ嫌味ったらしくて良かったっスね。笑

笑いあり、事件あり、はたまた恋もあり。

青春ミュージカルストーリーの開幕です!

 

著者データ
ダイアナ・ハーモン・アシャー:アメリカ、ニューヨーク州在住の作家。『サイド・トラック―走るのニガテなぼくのランニング日記―』でデビュー。執筆のほか、子どもたちの読者支援や創作教室の活動をしている。

 

マンチキンの夏 
ホリー・ゴールドバーグ・スローン

 

 

この夏、ジュリアの目標は、
①低い身長を気にしすぎないこと。
②死んでしまった愛犬ラモンの代わりになる、新しい幸せを探すこと。

夏休み、ジュリアはママのすすめでオズの魔法使いの劇に挑戦することになります。

役は小人のマンチキン

稽古と公演で夏休みが潰れちゃうなんてがっかり。
だけどこの場所で、ジュリアは個性溢れる様々な大人と出会います

大人だけど自分より背の低いオリーヴ。
舞台監督の熱意溢れるショーン・バー。
手先が器用でユニークなチャンさん。

彼らはみんな不思議でパワフルで、ジュリアの心を惹きつけるのです。

彼らとの関わりの中で、ジュリアはたくさんの新しい扉を開いてゆきます。

そして舞台の幕が下りたあと、ジュリアは自分自身の変化に気が付くことに…。


まだ知らないことばかりの12才。
ジュリアの特別な夏のお話です。

 

著者データ
ホリー・ゴールドバーグ・スローン:カリフォルニア州サンタモニカ在住の作家。映画の脚本、監督などを手がける。他の作品に『夜フクロウとドッグフィッシュ』『世界を7で数えたら』

 

グッバイ宣言 
三月みどり

 

 

こちらはChinozoさん作曲のボカロ曲『グッバイ宣言』を小説化した作品。
ライトノベルです。


www.youtube.com


主人公の翔は高校3年生。
学校には単位を落とさない程度に通うだけで、マンガとゲーム漬けの毎日。

無難に、波風立てず生きたい。

…と思っていたのに、新学期、翔はなんと学校一の問題児、七瀬レナの隣の席に。
しかも何故だか、やたらと絡んでくる……最悪だ。

しかし、翔はある日、たまたま観た演劇の舞台でレナが役者をしていることを知り…。


数年ぶりに読むライトノベルについていけるか不安でしたが、夢を目指し、自分らしく生きる、 THE青春!というストーリーで、読みながらちょっと元気が出ました。

今年はこういうアップテンポなお話も読んで行こう。
人が呪い殺される話ばかりじゃなくてさ。

 

著者データ
三月みどり:MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞。他の著書に『ラブコメの神様』キミラノパートナー小説『きみらの!』など。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

実は子供の頃に合唱団に所属しておりまして、「メリーポピンズ」のミュージカルや「走れメロス」のオペラをやったんですよ~。

特別な役には選ばれませんでしたが、今回紹介した本を読んで懐かしいな~と思い出しました。

結構楽しかったな。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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