
ミステリアスな猫はファンタジーとの相性も◎
この記事では、猫が登場するファンタジー小説をご紹介します。
猫とめぐるファンタジー小説おすすめ4選
本を守ろうとする猫の話
夏川草介
物語を守る猫が問いかける 読書観を揺さぶる哲学ファンタジー
主人公の林太郎は高校生。引きこもりがちの彼は、祖父の店で幼いころから多くの本を読みふけってきました。 そんな本を愛する青年が、ヒトの言葉を話す不思議なトラネコとともに向かうのは、本を粗雑に扱う者たちが作りだした "迷宮"の世界 です。この場所ににとらわれている本を、彼らは救いに行くのです。 本の扱いをおろそかにしている迷宮の主たちは、忙しない今の時代の私たちに重なる部分があります。本への思いを確かにしていく林太郎とともに、1冊の本と向き合う意義を考えさせられる本。
猫を処方いたします。
石田祥
副作用:たっぷり癒し、ときどき涙。疲れた心に猫、効きます。
京都の街の片すみに、ひっそりとたたずむ"中京こころのびょういん"は、とびきり風変わりな医院です。悩みを抱えた患者を迎えるのは、ツンと素っ気ない態度の看護師と、のらりくらりと患者の話を受け流す医師。何より変わっているのは、処方されるのが薬でなく、猫だということ。
この本に登場する猫は、ありのまま、ただそこにいるだけ。特別なことは何もしてくれません。でも、猫に振り回される生活の中で、患者たちは 自分を変えるきっかけ をつかんでいきます。 さらに、この奇妙な病院には秘密が…。ハートフルでユニークな猫小説。
ニャタレー夫人の恋人
菊池良
ユーモア文学の新世界。あの名作が猫だったら…?
新進気鋭の小説家クリフォード・ニャタレーと結婚したものの、退屈きわまりない生活にほとほとうんざりしていたコニー。そんなある日、森で一匹の雄猫と出会い、2匹は惹かれ合ってしまう。いっぽう、街では感染症の流行により、高熱を出した患者が次々病院に運ばれていた…。
『チャタレイ夫人の恋人』をはじめ、『ペスト』『トム・ソーヤーの冒険』など、 12篇の名作小説の登場人物を全て猫に代えた 、大胆なオマージュ作品。ペストと闘った医者も、月を目指した冒険家も全て猫。
さまざまな作品を下地にしながらも、筋の通った1本のオリジナルストーリーが展開され、元の作品を知らなくても楽しむことができます。
満月珈琲店の星詠み
望月麻衣
三毛猫マスターがひも解く、星とスイーツの魔法



