ひよっこブックガイド

Twitter（現：X）で話題を呼んだ漫画作品の書籍化です。

死のうと思っている主人公と、その友達のやり取りを描いた作品で、今年6月にTwitterに投稿後、「泣ける」「勇気をもらった」など大きな反響を呼びました。書籍には未発表作を含む全７作を収録しています。

著者データ吉本ユータヌキ：漫画家・作家。自身の子どもの成長を描いた漫画『おもち日和』が集英社のWeb漫画サイトで連載され、出版デビュー。ほかの著書に『「気にしすぎな人クラブ」へようこそ』がある。

その怪文書を読みましたか　
梨/株式会社闇

　12月12日頃発売　

その怪文書を読みましたか

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梨/株式会社闇太田出版 2023年12月12日頃

インターネットを中心に活動する梨さんとホラー制作会社・株式会社闇の共著。100点以上もの”怪文書”を収録した危険な本です。

今年３月に開催された展示会『その怪文書を読みましたか』の展示作品がもとになっており、危険すぎて「フィクションです」とあらかじめ念押しするほど。私、気になります。

著者データ梨：インターネットを中心に活動するホラー作家。「SCP財団」所属。主な作品に『かわいそ笑』『６』などがある。
株式会社闇：ホラー制作会社。ホラー×テクノロジーの、新しい恐怖体験をつくりだす。お化け屋敷をはじめ、テーマパークでのホラーイベントなどを企画・プロデュースする。

人間標本　
湊かなえ

　12月13日頃発売　　

人間標本

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湊　かなえ KADOKAWA 2023年12月13日頃

２００８年、『告白』でデビューした湊かなえさん。作家歴１５年目にあたる今年、１５周年記念小説『人間標本』が刊行されます。

蝶を愛する”わたし”、”わたし”に見出された少年たち。

「あの美しい少年たちの輝きは、標本になっても色あせることはない」……

不気味なタイトルを冠したこの本の結末は？

著者データ湊かなえ：2008年、『告白』でデビュー。本著は「2009 年本屋大賞」を受賞した。その後「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。。その他の著書に、『高校入試』『絶唱』『リバース』『ブロードキャスト』など。

マリはすてきじゃない魔女　
柚木麻子

　12月25日頃発売　

マリはすてきじゃない魔女

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柚木麻子/坂口友佳子エトセトラブックス 2023年12月25日頃