美味しいものが食べたくなる!グルメ小説3選

 

 

今回のテーマは「グルメ」です。
 
"グルメ"には美食家美味しい料理という意味があるそうです。
そんな、読んだらお腹が空いてきちゃうグルメな本を3冊紹介していきます
 
 

 

 

三ツ星シェフ部! 
よしもとこゆき

 

 

あらすじ

人間関係のトラブルからシェフの座を追われ、とある高校のシェフ部で顧問をすることになった豪太。店に復帰したいのなら全国大会で優勝を勝ち取れ!というのだが…

 
青春×グルメのフレッシュなストーリー
 
ワケあり天才シェフが高校生と目指す全国優勝。
中高生向けのコミカルで軽快な作品ですが、作中で主人公が披露する食の知識と料理は本格的なもの。
 
そして何より、文章から美味しさが伝わってくる!
 
というのも、著者のよしもとさんは作家、兼フードライター。言葉を通して美味しさを伝えるプロなのですね。読んでいると、食欲が沸いて沸いてたまりません。
 
食いしん坊も絶対大満足の、美味しい楽しいグルメ本です。
 
著者データよしもとこゆき:フードライター、作家。
レシピ開発や飲食店プロデュース、書籍の編集など、食に携わる仕事を中心に幅広く活動する。

 

 

シナモンとガンパウダー 
イーライ・ブラウン

 

 

あらすじ

主人を殺した海賊に攫われた料理人のウェッジウッド。彼が生き延びるための条件は、週に一度、船長に特別の料理を作ること。命がかかった長く危険な航海が始まる…。

 

ハラハラドキドキの本格冒険小説
 
血なまぐさいこととは無縁だった人生から突如、荒くれものばかりの海賊船に放り込まれた料理人を主人公に、海賊たちの闘争や陰謀といった壮絶なストーリーが展開します。
 
お料理のシーンは少なめですが、船の限られた食料からウェッジウッドが創り出す料理はどれも美味しそうで、読者にとっては凄惨なお話のちょっとした息抜き。
 
むごいシーンが目立つので苦手な方にはおすすめしませんが、手に汗握る本格海賊冒険小説です!
 
著者データイーライ・ブラウン:カリフォルニア在住の作家。2008年に作家としてデビュー。ファブリ文学賞を受賞する。他の著作に『Oddity』などがある。

 

 

稲荷町グルメロード  
行成薫

 

 

あらすじ

とある町の再生プロジェクトに取り組むクリスを、成り行きで手伝うことになった幸菜。ゾンビロードとまで言われる寂れた商店街を、ふたりはグルメで盛り上げようと奔走する!

 

うらぶれた商店街の再生物語
 
いわゆる"町おこし"がテーマの作品。

2022年に続編も出版されています。

商店街の再生を任されたクリスと幸菜は、お店から相談を募り、どうすればお客が集まるのかを一店一店模索します。

1巻で焦点を当てるのは、老舗和菓子屋、寿司屋、中華料理店。
なんとも地道な仕事ですが、夢とちょこっとの世話焼き気質を持った2人は、町の人たちの背中を押し、商店街の止まっていた時間を再び動かしていくことに。

幸菜たちの挑戦は、まだ始まったばかり。
これからの活躍に乞うご期待!

 
著者データ行成薫: 『名も無き世界のエンドロール』で小説すばるを受賞し、作家デビュー。他の著者に『本日のメニューは。 』『彩無き世界のノスタルジア 』など。
 

まとめ

 
いかがでしたか?

美味しいものの本を読むと美味しいものが食べたくなりますよね?ならない?

最近行ったとある食堂で、分厚く切ったベーコンを1枚ペロンと乗せたハンバーグが出てきてちょっと戸惑いました。肉on肉…?

 

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