穏やかな秋は読書にうってつけの季節。「読書の秋」という言葉もありますね。
さて、そんな秋のただ中に『読書週間』というものがあるのをご存知ですか？
11月3日・文化の日の前後一週間、 毎年10月27日～11月9日がこれにあたります。
今回は、この読書週間の由来についてご紹介します！
読書週間の由来
そもそもの始まりは1947年。
図書館や出版業界、マスコミ機関が一丸となって最初の「読書週間」を立ち上げました。
実は、この年以前にも似たような活動がありました。１９２４年に始まった「図書週間」です。
これは図書館協会が打ち立てたもので、この期間には標語を募集したり、イベントを催したり、たくさんの人に読書をしてもらおうと盛り上げていたようです。
しかしこの運動は、戦争が始まったことで中止を余儀なくされてしまいます。
そして戦争が終わったあと、「読書の力で平和な国を作りたい！」という思いから、読書週間が始まり、今日まで続いてきたのです。
ちなみに、読書週間の間には、本にまつわる記念日がたくさんあります。
10月27日 文字・活字文化の日
読書の日
11月1日 本の日
古典の日
11月3日 まんがの日
この期間にはぜひ本を手に取ってみてください！
2023年 読書週間のテーマ
読書週間では、毎年公式サイトで事前に標語とポスターの募集を行っています。
公式サイト ↓
見事大賞に選ばれた標語は、そのままその年のテーマになります。
2023年の読書週間のテーマは・・・
「私のペースで しおりは進む」
公式サイトでポスターやバナー素材をダウンロードできます。
配布・展示もOKとのことなので、みんなで盛り上げよう！
イベント案内
最後に、読書週間の期間中に全国各地で開催される、本のイベントをご紹介します。
【東京】神田古本まつり
■期間
10月30日～11月3日：10時～18時
■会場
■公式サイト
【愛知】円頓寺 本のさんぽみち
■期間
11:00～16:00
■会場
■公式サイト
名古屋駅のほど近くにある円頓寺商店街で、一般の本好きの参加者と書店、古書店、出版社が本を持ち寄って販売するフリーマーケット形式の古本市。 今年は5回目の開催ということで、記念冊子の販売も予定されているようです。
【東京】不忍池ブックカフェ2023「池のほとりの本のみち」
■期間
10/29日 10:00-15:00
■会場
■公式サイト
【福岡】BOOKUOKA2023
「福岡を本の街に」を合い言葉に、今年で18年目を迎える〈ブックオカ〜福岡を本の街〉。
けやき通り沿道商店での「のきさき古本市」をはじめ、文庫フェアや直木賞作家・中島京子さんのトークイベントなど、福岡市内の各所でさまざまな本のイベントが開催されます。
沢野ひとしさん描きおろしの特製トートバッグも店頭・特設サイトで発売中！
まとめ
いかがでしたか？
これまで本に親しみのなかった方も、この期間だけはお近くの書店や図書館をちょっと覗いて気になる一冊を見つけてみてください。
今年も読書の秋を満喫しましょう！
最後までお読みいただきありがとうございました！
