【2023年版】低学年の課題図書

 

今回から数回の記事に分けて、課題図書の紹介をしていきます。この記事では 小学校低学年 の本を紹介していきます!

課題図書の記事は毎年汗だくになりながら書いている気がするなあ…

 

 

2023課題図書

それで、いい! 
礒 みゆき/はた こうしろう

 

あらすじ

展覧会にむけて「みんなが驚くすごい絵を描いてやる!」と意気込むきつね。しかし、何枚描いても満足のいくものはできず、だんだん描くことが苦しくなって…。

 

絵を描くことが好きだったのに、その絵をバカにされて描くことの楽しさを忘れてしまったきつね。ですが、きつねの絵を「大好き」と言ってくれたうさぎと話をするうち、大切なことに気がつくのです。「あなたのままで良いんだよ」と伝える優しいストーリー。

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よるのあいだに… 
ポリー・フェイバー/ハリエット・ホブデイ

 

あらすじ

私たちが眠っているあいだにも、町ではたくさんの人たちが働いている。みんなの仕事をちょっとのぞいてみよう!

 

この絵本では、夜間に働く人たちのお仕事を紹介しています。夜のあいだも私たちのために働く人たちの働きぶりを、子どもたちが目にする機会はなかなか無いでしょう。
配達員さん、清掃員さん、警察官、パン屋さん、スーパーの店員さん。
毎日を心地よく過ごせること、夜を安心して過ごせること、それは夜のあいだにも私たちの暮らしを支えてくれている人たちがいるから。そんな見えにくいけれど大切なことに気づかせてくれる作品です。

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けんかのたね 
ラッセル・ホーバン

 

あらすじ

大げんかする子どもたち。みんな「自分は悪くない」と言うけれど…?

 
怒られるのがイヤで「自分のせいじゃない!」でと言い張ってしまう子どもたち。うんうん、大人の私でもよくやっちゃうよ。(直せよ)
でも、それだけでは仲直りは出来ません。ケンカをしてしまったとき、誰かを傷つけてしまったとき、何より大切なことは…?

この本を読んで「こういう感想文を書いて欲しいんだろうな」というのは掴めるのですが、低学年の子がそこに行き着くのはちょいと難しい気がしますがどうでしょう。

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うまれてくるよ海のなか 
写真・高久至/文・かんちくたかこ

 

海には、卵を狙う敵がたくさんいる。大事な卵を守るため、海のなかに住む生きものたちはどんな工夫をしているのかな?海の生きもののお父さん、お母さんが卵のお世話をする一生懸命な様子をとらえた写真絵本です。
見つからない場所にひっそりと卵を産むお魚、それから…えっ、お父さんが卵を食べちゃった!ちょっと驚きの方法で卵を守るお魚も。

たくさんの「そうなんだ!」、そして「これはどうなのかな?」と新しい発見にも出会える絵本です。

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読書感想文におすすめの本

 

おまけとして「読書感想文にどうかな~」という本をさらに2冊選んでみました。ひよっこブックガイド推薦図書です。

 

わらってよ ピッコ
ルイス・スロボドキン

 

あらすじ

公園でカートに子どもをのせてさんぽするポニーのピッコは、なぜだかいつも悲しそうです。アルフレッドとジーナは、どうすればピッコが喜んでくれるのかを考え…。

 

アメリカの絵本作家ルイス・スロボドキンの作品。スロボドキンは可愛らしいイラストが魅力ですね。 ポニーのピッコを笑顔にするために、お菓子を持ってきたり絵本を読み聞かせたり、兄妹が一生懸命に考えるお話。 あれこれ試し、最後に思いついた方法が…私はちょっと笑ってしまいました。2人はピッコも笑顔にすることが出来るかな?

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地球のことをおしえてあげる 
ソフィー・ブラッコール

 

宇宙から地球へ来る誰かへ、地球のことを紹介する、という絵本です。 ページ数は多いですが文章は少なく、地球に住む様々な人が、様々な家に住み、様々な暮らしを営んでいる様子を隅々まで丹念に描かれたイラストをじっくり楽しめる作品です。 作者のソフィー・ブラッコールさんは、「みんなの心がひとつになるような物語を描きたい」という思いから、世界中の子どもたちと話し、アイデアをもらって、5年の歳月をかけてこの本を描き上げたそうです。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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