ウル”トラ”ハッピー!?寅年に読みたいトラの絵本3選

2022年、今年の干支は

今でこそ「百獣の王といえばライオン!」ですが、干支の発祥地である中国では、その昔、最強の動物はトラだとされていたようです。

戦いの神様・毘沙門天の使いであるほか、魔除けの存在でもあり、縁起物に描かれることも多い動物。

ということで、今回紹介するのはトラにまつわる絵本です!

 


とらさんおねがいおきないで


 

 

眠っているトラさんを見ながら、カエルくんたちは困り顔。

どうやら、トラさんを起こさずに向こう側へ行きたいようです。

風船に掴まってトラさんの上を飛んでいくことにしますが…ちょっと心配。

絵本を読んでいるみんな、トラさんを起こさないように、カエルくんたちを手伝ってくれるかな?

 

ドイツの作家ブリッタ・テッケントラップの作品。

「トラさんの鼻をなでてくれる?」「ふうふう風船を吹いてくれる?」と言った語りかけがあり、子どもたちも参加しながら楽しめる絵本です。

さて、カエルくんたちはどうしてトラさんを起こしたくないのでしょうか?

ラストも微笑ましい、2才からの読み聞かせにおすすめの絵本です。

 


もしも、ぼくがトラになったら


 

 

 

ちいさなネズミのオスカーが暮らすのは、暗くて冷たい土の中。

外は猫やキツネや危険なものがいっぱいで、自由に生活することが出来ません。

オスカーは魔法使いにお願いをします。

「もっと強い動物になりたい。もしもなれるなら、トラが良い!」

願いを聞き届けた魔法使いは、オスカーにトラになる魔法をかけて…。

 

スイス出身の作家ディーター・マイヤーとフランツィスカブルクハルトの作品。

「スイスの最も美しい本リスト」にも選ばれた絵本です。

よく見ると、表紙にもトラの顔が描かれているのに気付きましたか?

 


トラといっしょに


 

イギリスの作家ダイアン・ホフマイアーとジェシー・ホジスンの作品。

 

美術館でトラの絵に夢中になったトムは、家に帰り、大きなトラの絵を描きます。

その夜、トムの部屋に現れたのは、大きなトラ。

驚いているトムに一言、「さんぽ に いこう」

トラの背中に乗り、トムは真夜中の冒険へ。

夜の暗闇も、森に潜む動物も、深い川も、トラと一緒なら怖くありません。

ふたりは目一杯遊び、疲れた後は寄り添って眠りに落ちる…。

 

しなやかなトラのイラストが美しい、心の成長を描いた絵本です。

 


まとめ


 

いかがでしたか? 強く勇敢な寅の年、どの人にも明るい一年でありますように。

 

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