子どもには見せられない!? こわ~い絵本

 

 

たべてあげるギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで怪談えほん (5) ちょうつがい きいきい

 

絵本というと子どもが読むもの、

というイメージが強いですが、

「子どもが読むには難しいかも…」

というものや、作者が大人向けとして

描いている絵本も実は結構あるんですよね!

 

今回は”夏”ということで大人も楽しめる

「こわ~い絵本」

を紹介したいと思います!

怖すぎて子どもには見せられないかも~!?

 


たべてあげる


 

 

ピーマンなんて大嫌い。おいしくないもん。

だれか代わりに食べてくれないかな?

 そんなりょうたくんの前に、

「ぼくがたべてあげるよ」

と現れたのは、小さなりょうたくん。

ピーマンも、にんじんも、あれもこれも、

苦手なものは全部、

小さなりょうたくんが食べてくれます。

「たべてあげる たべてあげる」

そうしてたくさん食べた小さなりょうたくんは、

いつの間にか、りょうたくんより大きくなって……

 

可愛いイラストからは予想もつかない、

怖すぎる展開。

もう二度と好き嫌いしません!

 


ギャシュリークラムのちびっ子たち


 

 AからZまで、それぞれのアルファベットを

頭文字に持つ子どもたち。

彼らに待ち受けていた残酷な運命は……。

 

エドワード・ゴーリーは大人のための絵本作家として、

作品は世界各国で支持を得ています。

 

さて、本書では26人の子どもたちが、

26通りの残酷な運命を迎えます。

なぜ、そんな運命を迎えてしまったのかについては、

いっさい明かされません。

タイトルの「ギャシュリークラム」が何なのかさえも

分かりません。笑

ただ淡々と、モノクロのちょっと不気味なイラストが、

妙に語呂の良い一文に添えられているだけ……。

 

「Aはエイミー かいだんおちた」

「Hはヘクター ごろつきのえじき」

「Rはローダ あわれひだるま」

 

終始こんな風で、

AからZの子どもたちの運命が描かれるのです……怖すぎ!!

 


ちょうつがい きい きい


 

 

お部屋の扉をあけると、

「きい きい」

高い音。なんの音だろう?

しゃがんで見てみると、真っ黒いおばけが

扉の蝶番に挟まって叫んでいる。

外に出れば、

椅子の音、ブランコの音、自転車の音。

きい きい きい

あっちでもこっちでも、おばけが叫んでいる…

 

とにかく絵が怖い! 

段々と暗くなっていく色調。

細かくイラストを見ていくと、

何か意味がありそうなものが描き込まれていたり…。

 

こちらは「怪談えほん」という、

本格的な怪談ばかりを揃えたシリーズの1冊。

他の絵本も良作ぞろいなので、ぜひチェックしてください!

 


まとめ


 

いかがでしたか?

絵本だからこその怖さってありますよね…

ご紹介したもの以外にもたくさんの怖い本が

あるので、気になったらぜひ探してみてください!

 

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