私は知っているのです。
読書好きは「書店」と名の付く本に弱いと言うことを・・・。
11月最後の本記事、テーマは、とっておきの書店。
素敵な書店にまつわる3冊の本をご紹介していきます!
日本の小さな本屋さん
日本各地の、"小さいけれども立ち寄らずにはいられない"素敵な書店・古書店を紹介している本。
オンライン書店で手軽に本を購入できるいま、わざわざ書店へ行く醍醐味は、本に囲まれた空間を味わうことにあるのではないでしょうか。
棚にズラッと並んだ本をただ眺めるだけでも楽しいと思うのは私だけではないはず。
手入れが行き届いた店だとさらに「とびきりの一冊に出会えそう!」とワクワクしたりして。
この本に掲載されているのは、そんな「とびきりの一冊に出会える」予感のする本屋さん。
小さいからこそ隅々まで店主のこだわりが行き渡ったクラシカルなお店。
コンセプトやお店ができるまでの経緯などもインタビューしていて、さらに魅力が増すこと間違いなし!
残念ながら掲載されていない地方もありますが、足を伸ばしてでも行きたいお店がきっと見つかりますよ!
日本の書店を愛するすべての方にオススメしたい一冊です。
この星の忘れられない本屋の話
本の生みの親である作家たちの記憶に残るのは、どんな本屋なのでしょうか。
旅先で出会った異国の本屋。
気の置けない店主との会話を楽しみに通う本屋。
あるいは、自分を店員として迎えてくれた本屋。
出会い方も関わり方も様々でしょうが、国や人が違っても、書店や本を愛する気持ちはきっと同じ。
そんな小さな親しみを感じられるのが、こちらの「この星の忘れられない本屋の話」です。
世界各国・15人の作家が綴った、人生の中で出会った忘れられない書店・古書店のお話を集めたアンソロジー。
異国の本屋を舞台にした追想には小説のような面白さもあり、本好きにはたまらない、世界の書店を旅するエッセイです。
ミュゲ書房
伊藤調さんのデビュー作。
もともとはWEB小説サイト"カクヨム"に掲載された作品です。
新人作家を潰した罪悪感から、5年間勤めた出版社を辞めた章は、ひょんなことから、北海道にある亡くなった祖父母の書店・ミュゲ書房を継ぐことに。
決して安泰とは言えない書店の経営。章は町の人々の力を借りながら、手探りで店を切り盛りしていきます。
一方、前職での経験を買われ、章のもとに舞い込んだ書籍編集の仕事。書店経営と並行して編集に取り組む章の胸にふと過ぎるのは、自分が潰してしまった新人作家のこと。
彼は今、どうしているのかーー。
町の小さな書店を舞台に、本をつくり、読者に届けるまでを描ききった新しいタイプの書店小説です。
良い本を作る・売ることへの情熱。
たくさんの人の矜持が詰まっているから、本は面白い。
まとめ
いかがでしょうか?
私の思い入れの強い書店は、地元・岩手にある”さわや書店”ですね。
実家の近くにあって、こどもの頃からよく通っていました。今でも夢に見るくらいの”ホーム”です。笑
盛岡駅直結の駅ビルにも支店が入っていますので、みなさまご旅行の際にはぜひお立ち寄りを~!
さわや書店|SAWAYA Official Web Site
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【怪物園】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2021年11月28日
怪物園から怪物たちが抜け出した。外で遊べなくなった子どもたちは、空想の旅に出かける。
絵本。表紙から怖いストーリーを想像したけれどそんなことはなく。
色鮮やかな空想の世界と薄闇に包まれた現実。junaidaさんの色使い、好きだなあ。https://t.co/F33vVdUMpn
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