今回は去年(2019年)の秋に行ってきた益子陶器市の概要と旅の記録を、2記事に分けて今更ながら紹介します。(記事UPは2020年1月)
『益子陶器市』とは、GWと11月の始めの年2回、栃木県の益子で開催されるもので、益子焼のお皿や器が販売され、毎回結構な賑わいなのだとか。
家にある食器(100円ショップで購入)に統一感がないなと悩む今日このごろ。長く付き合える器が欲しい!という気持ちで陶器市に参戦してきました。
はじめに:「益子焼」とは?
江戸時代末期、質の良い粘度の土と、登り窯(のぼりがま)に適した傾斜がある栃木県の益子町周辺を産地に始まった益子焼。
登り窯というのは、山の斜面を利用して作り、下の方で炊いた火の熱が段々と上へ登っていく構造の窯のこと。
高温で焼ける、一度にたくさんの焼き物が焼けるという利点があるそうです。
益子焼の特徴は、
・どっしりしていて厚手
・あたたかみがある
・割れやすい
砂っぽくて粘りが少ない土を使うので、厚みのある器になるんだとか。
参考図書:
益子陶器市
益子町の鹿島神社付近から城内坂通り・里山通りにかけて、販売店約50店舗と約500のテントが立ち並び、お皿や雑貨を販売。2019年秋で104回目になる益子の恒例イベントです。
期間
益子の陶器市は年に2回の開催!
HPでは『春のGWと11月の3日前後』と記載されています。
ちなみに次回は2020年4月29日~5月6日。
GWの予定にぜひ!
時間
9:00~17:00
価格帯
見てきた感じでは、大きめの皿で2000~4000円、マグカップや茶わん類1000円~2000円、小皿は300~1000円程度という感じでしょうか。しかし半額市などかなりお手頃になっている品物もありました!
その上最終日となるとさらにさらに割引されていたり、「最終日だからね~!」と百円引きしてくださったお店もあったり。
「面白そうだしちょっと覗いてみようかな」くらいの心持ちでも全然楽しめますよ!
アクセス
・車――
①東北自動車道栃木都賀JCT→北関東自動車道真岡IC→国道294号線、または121号線で益子まで。ICより約25分です。
②常磐自動車道友部JCT→北関東自動車道桜川筑西IC→県道41号線で益子まで。ICより約20分です。
駐車場は有料・無料どちらも陶器市の会場付近にありますが、休日のみのところもあるので事前に確認しておくと良いと思います。
・電車――最寄り駅は益子駅。駅から陶器市の会場までは徒歩で30分程度です。
・バス――直行便が秋葉原、宇都宮から出ています。また、陶器市の期間中はツアーも組まれるようなので、陶器市の公式HPなどでチェックしてみてください!
益子の散策には巡回バスのほか、レンタサイクル・レンタカーもおすすめです。
公式HP
http://blog.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml
陶器市だけじゃもったいない!益子でやりたいこと3選
①陶芸体験
陶芸の町というだけあって、益子には陶芸体験の出来る工房や教室がたくさん!陶器市を回ったあとは、陶芸体験で自分だけの特別な器を手作りするのはいかがでしょうか?お子さんが一緒でも楽しめそうですよね!
②カフェ巡り
古き良き、という感じの益子の町並み。点在するカフェもレトロな雰囲気でとっても居心地が良さそうです。
益子焼の器を使ったランチやデザートを味わうのも一興!
➂お花畑散策
益子町の上山地区では、夏はひまわり、秋はコスモスのお花畑が出現。その広さ、なんと約10ha!益子観光の際にはぜひ立ち寄りたいですね。
まとめ
今回は益子陶器市の概要をご紹介しました!
次の記事は実際に益子陶器市に行った時の旅行記です。
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