本日、2月11日は建国記念の日。
特にお祝いなどをすることはないものの「建国をしのび、国を愛する心を養う日」ということで、今回は、日本の魅力再発見!日本の文化を取り上げた本を3冊ご紹介します。
日本製
食、工芸、舞踊、あるいは自然やおもてなしの心。
日本にもたくさんの文化や技術がありますよね。
そんな"日本製"に触れるべく、全国47都道府県、日本を知る旅に出たのは三浦春馬さん。
三浦さんが実際に各地を訪れ、インタビューや現場の見学、時には体験をしていくのですが、楽しみながらも真摯な三浦さんの人柄があってこその面白さがあります。
裏コラムでは、毎度毎度、思う存分食べ、大量にお土産を買っていく三浦さんのチャーミングな姿を明かしていたり。
元々は雑誌の企画として連載したものであり、この本は約4年にわたる三浦さんの旅をまとめた集大成。
なんと400ページ超の大ボリューム!
日本の魅力、そして三浦春馬さんの魅力がいっぱいに詰まった紀行本です。
つながる短歌100 人々が心を燃やして詠んだ三十一文字
五・七・五・七・七の31文字で情趣を著した短歌。
この本では、同じキーワードなどを持つ2首の短歌を比べ、それぞれの時代背景や歌人の心を解説しています。
在原業平と俵万智、平安の女房歌人と与謝野晶子など、時代を超えて繋がるものがあるのは面白いですね。
改めて考えると、たったの31文字で心情や風景を豊かに表現する短歌は素晴らしい芸術ですね。
可愛らしいイラストと共に楽しむ全百首。
日本の奥深さにぜひ触れてみてください。
櫓太鼓がきこえる
日本を代表するスポーツ、相撲。
取組の際、「ひーがーしーー○○、にーしー○○」と力士の名前が呼び上げられのを観たことがありませんか?
この本の主人公・篤は、その力士の名前を呼ぶ「呼出」というお仕事に就いています。
"名前を呼ぶ"なんて簡単そうですが、経験や実力によって階級が定められており、技術が必要とされる職業のようです。
そんな呼出の篤の目を通して見る相撲の世界。
身一つでぶつかり合い、ただ強さが全て。
日々土俵で闘う兄弟子たちの姿に、篤は何を学ぶか。
小説すばる新人賞を受賞した、青春相撲小説です。
まとめ
いかがでしたか?
ブログを書きながら思ったのですが、この記事どちらかと言えば文化の日にあげたほうが良かったのでは…。
●● 関連記事 ●●
●● このブログを書いたひと ●●
●● Twitter ●●
【風に恋う| 額賀 澪】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2022年2月8日
全日本の舞台を目指し、奮闘する吹奏楽部のお話。描写がとにかく丁寧で美しい。
吹奏楽と学業の間で揺れる部員たち。「勉強しろ」は、経験を経た大人の助言。でも好きなものに熱中する経験も何度でもして欲しい。一言で言うと青春ってこと。https://t.co/H8MOBROmlm
●● 楽天ROOM ●●
最後までお読みいただきありがとうございました!
感想・コメントなど頂けると嬉しいです。