未来をつなぐ。戦争と平和の本3選

 


 8月15日は終戦記念日

今回は「戦争と平和」をテーマにした本を紹介していきます。

 


ワタシゴト 14歳のひろしま


 

 

*あらすじ
修学旅行で広島の原爆資料館を訪れた中学生たち。 それぞれに悩みを抱えながら今を生きる子どもたちの胸に去来するものは…。

 

戦争を知らない子どもたちが、自分の目線で原爆を捉える。

考えてみると、私自身も戦争のずっと後に生まれながら、「戦争を起こしてはいけない」という思いが強くあります。

学生時代に学んだことや読んできた本を通して、誰かの繋いできた思いが、自分の中にも根付いたのだと思います。

 


ソルハ


 

 

*あらすじ
アフガニスタンの首都カブールに住む少女ビビ。戦争が日常の町で、少女は何を体験し、何を思って生きるのか…。

 

こちらの本は、アフガニスタンのとある少女の物語。
私はすっかりノンフィクションだと思って読んだのですが、どうも中高生向けのフィクション作品のようです。

1996年のアフガン政権崩壊後に始まったタリバンの制圧。
国民は人道的とは言えない生活を強いられます。

熱心に勉強に励む少女ビビも、学校に行けず、町を自由に歩くこともままなりません。

それでも平和な未来を信じるビビと家族。
自分の出来ること、やるべきことに精一杯取り組みます。

平和を願う声が、銃や爆弾にかき消されて良いはずはない。
アフガニスタンの歴史をもって、平和へのメッセージを込めた一冊です。

 


戦争の歌がきこえる


 

 

アメリカで音楽療法士をしていた著者。
出会った患者の中には、戦争の記憶を抱えたまま死を迎えようとしている人々も…。

本書はそんな患者とのエピソードと、それをもとに著者が聞き調べた戦争の背景を紹介しています。

日本人セラピストを前に、第二次世界大戦を生き抜いたアメリカ人元兵士は何を思うのか。

そしてホロコーストを経験した女性は、中国人は……。

戦争を代償を背負うのは誰なのか。

戦争を体験していてもいなくても、改めて日本人として、人として、戦争に向き合うことが必要なのかしれません。

 


まとめ


 

いかがでしたか?

 日本は確かに平和な国です。

しかし、それがどんな道のりの上に成ったのか、国の外に出た時、日本人の自分はどういう目にさらされるのか、改めて考えたいと今回紹介した本を読んで思いました。

●● 関連記事 ●●


 

 

chiko-yama.hatenablog.com

 

chiko-yama.hatenablog.com

 

 

●● このブログを書いたひと ●●


 

chiko-yama.hatenablog.com

 

●● Twitter ●●


 

●● 楽天ROOM ●●


room.rakuten.co.jp


最後までお読みいただきありがとうございました!
感想・コメントなど頂けると嬉しいです。