さあ、読書好きの皆さん、年に一度のお祭りが目前に迫っております!
その名も!『本屋大賞』!!!
今年が第18回目の開催。
ふぅ~ゾクゾクしてきたぜェ・・・・!
今回は結果発表を目前に控えた本屋大賞特集でお送りしたいと思います!
本屋大賞とは
本屋大賞公式サイト⇒https://www.hontai.or.jp/index.html
本屋大賞は全国の書店員さんの投票で選ばれる賞。
『売りたい』『薦めたい』『面白い』という書店員さんたち大絶賛の本なのです。
対象になるのは、一年間で出版された本。
今年度は、2019年12月1日〜2020年11月30日の一年間に刊行された本の中から選ばれます。
毎年盛り上がるのは「小説部門」なのですが、そのほかに「翻訳小説部門」と、ジャンルを問わず過去出版された本を対象とした「発掘部門」、また、前記の3つの部門とは時期が異なりますが「ノンフィクション本大賞」も設けられています。
過去受賞作
過去3年間の各部門受賞作
小説部門 | 翻訳小説部門 | 発掘部門 | ノンフィクション本 | |
2020年 |
流浪の月 |
アーモンド |
無理難題が多すぎる |
エンド・オブ・ライフ |
2019年 |
そしてバトンは渡された |
カササギ殺人事件 |
サスツルギの亡霊 |
ぼくはイエローで ホワイトで、 ちょっとブルー |
2018年 |
カラヴァル 深紅色の少女 |
異人たちの館 |
極夜行 |
2021年小説部門ノミネート作
お待たせしました!
それでは今年度のノミネート作品のご紹介です。
小説部門、ノミネートされたのは以下の10冊。
![]() 犬がいた季節 |
伊吹有喜: 『風待ちのひと』でポプラ小説大賞特別賞を受賞。『ミッドナイト・バス』『彼方の友へ』『雲を紡ぐ』が直木賞など文学賞候補になったほか、『四十九日のレシピ』など映像化作品多数。 |
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青山美智子: 『木曜日にはココアを』(宝島社)で小説家デビュー。また、同作は未来屋小説大賞で入賞した。 『ビューティフルレイン 』『マザーズ』など人気ドラマのノベライズも手掛ける。 |
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宇佐見りん: 2019年、『かか』で文藝賞を受賞しデビュー。ノミネート作『推し、燃ゆ』は自身2作目であり、第164回芥川賞を受賞した。 現在21歳、文学界期待の新人若手作家である。 |
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アイドルグループNEWSのメンバー。 『ピンクとグレー』で作家デビューし、同作は映画化もされた。ノミネート作『オルタネート』は第164回直木賞の候補作にも選ばれている。 |
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2000年『オーデュボンの祈り』でデビュー。以降発表作が次々話題になり、映像化作品も多数。2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞受賞。 |
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深緑野分: 元書店員。2010年、『オーブランの少女』で作家デビュー。 |
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町田そのこ: 1980年福岡県生まれ。『カメルーンの青い魚』で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。 |
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山本文緒: 『プレミアム・プールの日々』でコバルト・ノベル大賞、佳作受賞し作家デビュー。当初は少女小説家として活動。一般小説に転向後、1999年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で直木賞受賞。 |
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伊与原新: 2010年『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。2019年『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞、未来屋小説大賞を受賞。 |
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凪良ゆう: 2006年「小説花丸」に『恋するエゴイスト』が掲載されデビュー。その後2007年に刊行した『花嫁はマリッジブルー』が初著書となる。2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞した。 |
著者のプロフィールなどを鑑みるに、なかなか面白いタイトルが並んだと思うのですが、いかがでしょうか?
宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」は直近の芥川賞受賞作ですし、凪良ゆうさんは昨年度の本屋大賞を受賞されています。
その他もかなり筆力のある作家さん揃い。
う~ん、どれがくるんだろう!
読者の予想は・・・
私のTwitterアカウントで、今年度の本屋大賞を受賞するのはどの本か?読者のみなさんの予想をアンケートしてみました!
結果はこんな感じに。
【投票期間5日間、回答総数76票】
答えて下さった皆さんありがとうございました!!
本屋大賞今後のスケジュール
投票は2月28日で締め切られています。
今頃は集計中でしょうか。
今後のスケジュールはというと、
他の部門より一足先に、4/5発掘部門が発表されます。
それから約一週間後の4/14、大賞部門・翻訳小説部門がそれぞれ発表。
あと2週間ほどですね。待ち遠しい!
まとめ
ということで、今回は本屋大賞特集をお届けしました!
かく言う私は『逆ソクラテス』しか読めておりません。(しかも序盤だけ)毎回毎回、賞レースには間に合わないんだな・・・。
さあ、今年度の栄冠はどの作品に?結果発表までしばし待たれよ!
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【座敷童子の代理人】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2021年3月26日
座敷童子が出るという岩手の旅館で、妖怪と人間の仲立ちを務める主人公。あと一押し展開が欲しいと思ったが、最終章でグッときた。勝手に結びを想像していたがそうは来ず(笑)代わりに衝撃の結末。何度読んでも飲み込めない。これは…2巻も読むか。https://t.co/mb0ZSBKOTk
最後までお読みいただきありがとうございました!
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