多種多様の本が出ているミステリ界。
今回は新しい切り口のミステリ本を3冊ご紹介します!
ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介
殺害された身元不明の少女が着用していたのはヴィンテージの洋服。これを調べれば何か掴めるのではないか?桐ヶ谷は独自の調査を始める…。
副題に"探偵"とあるものの、桐ヶ谷は服の専門家という立場で一貫しています。他の登場人物たちもそれぞれ服飾に関わるプロばかり。
そのため、服飾用語がバンバン飛び出してきたり、歴史が語られたり、事件以外のところでもなかなか興味深いお話が。 確かに、プロに勝る探偵はいないのかも?
新しい切り口のミステリ、う〜ん、面白い。
パンダ探偵
へっぽこパンダのナンナンが、ライガーの先輩探偵タイゴとともに動物界で起こる事件究明のために奔走します!
文学界では古今東西、さまざまな探偵が活躍しておりますが、こちらの本の探偵はタイトル通り可愛らしいパンダ。
とにかく数多くの動物たちが登場する上、それぞれの動物たちの特性が謎解きの手掛かりになるという。
知らない名前もたくさん出てきて「知らんがな!」となりつつ(笑)、画像をいちいち調べるのも結構面白い。
ちなみにライガーはライオンの雄とトラの雌の雑種で、結構かっこいい顔してます。
動物たちが活躍するちょっと異色なミステリ、いかがですか?
まほり
これらの話を聞いた裕は、興味を持ち、調査を始める…。
分類としては"民俗学ミステリ"となるそうです。
最近気付いたのですが、私オカルトとか都市伝説とかかなり好きですね。笑
専門的な話になると学がないので追うだけでいっぱいいっぱいですが、大筋を掴めればとにかく面白いです。ちょっとホラー的な怖さがありますね。
村に眠る忌まわしい秘密とは?
タイトルの"まほり"の意味とは?
ハラハラ、ゾクゾクのミステリ、いかがですか?
まとめ
いかがだったでしょうか。
これだけいろいろなミステリが存在する中、さらに新しい分野が開拓されていくってすごいですよね。
まだまだ勢いの衰えないミステリ界、これからも新作に期待です!
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【竜が最後に帰る場所】 #読了
— ちこやま (@chiko_yama398) 2021年5月8日
ホラーの才もある恒川さん。夜市が気になっていたけど先にこちらの短編集を読破。毒もありながら後味は悪くない。「自分にも起こるんじゃないか?」とうっかり想像しちゃうような幻想ファンタジー。この筆致で書くホラーは面白いだろうなあ。 https://t.co/Wxd4e2mExr
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