あなたもきっとサクラサク。桜がモチーフの本3選

 

今日、明日は多くの学生さんがセンター試験に臨んでいることでしょう。

というわけで、季節外れではありますが受験生へのエールを込めて、サクラサクにまつわる3冊をご紹介させていただきます!

頑張れ受験生!!

 


さくららら


 

 

 

升井純子さんと小寺卓矢さんによる写真絵本。

この本で取り上げられているのは、北海道にある小さな桜。
他の木と比べてずいぶん背が低く、開花も5月の下旬と、本州に比べるとちょっと遅め。

しかし、周りにからかわれても「わたしがさく日は わたしがきめる」。

そうしてとうとう、この地にも春が訪れます…。

完成に7年もかかったというこちらの絵本。
劣っていると言われても、胸を張って枝いっぱいに花を咲かせる桜の姿に、きっと勇気をもらえます。

 


桜風堂ものがたり


 

 

名作本を見つける目利き『宝探しの月原』が目を掛けたのは、元シナリオライターの傑作「4月の魚」。

しかし、その本を売り出す前に、店で起きた事件の責任をとって、月原は長年つとめた書店を辞めることになります。

塞ぎ込む日々を送っていた彼に手を差し伸べたのは、桜風堂書店の店主。月原に思いがけない提案を持ちかけます。

一方、月原の古巣である書店では、彼の意志を引き継いだ店員たちが「4月の魚」の販促に乗り出していました…。



ひとりの青年と一冊の本をめぐる、書店が舞台のお話。村山早紀さんの作品です。
村山さんの作品はどれも、"ものがたり"という言葉が合いますね。

書店の厳しい現状にも触れつつ、本を愛する人たちが手を取り合って一冊の名作を世に届けようとするひたむきな姿を温かな筆致で描いています。

綺麗すぎる話が苦手な私は「うまくいきすぎ!」と思わないでもないのですが(笑)、月原たちのように純粋に本を愛し、真摯になれる人たちの心にはきっと温かなものを残してくれると思います。

 


桜の木の見える場所


 

 

徐々に視力が失われていく病気を背負った少女・マファルダ。
暗闇に怯える日々を過ごすマファルダは、『木のぼり男爵』に憧れ、桜の木の上で暮らすことを思いつきます。

この本を書いたイタリアの作家パオラ・ペレッティさんは、15歳のときにマファルダと同じ病を診断されました。
「目が見えるうちに本を書きたい」という強い思いを胸に書き上げたのが本作です。

視力を無くしていく中で失ったものに心を痛めるマファルダ。
しかし、心から打ち解け合うことで出会えた絆が彼女の大きな支えになります。

勇気を持つこと。困難に挑むこと。あきらめないこと。

マファルダの物語は、読んだ私たちに"強さ"を教えてくれます。 

 


まとめ


 

いかがだったでしょうか。

かく言う私は専門学校に進んだので、センター試験は受けていないんですよね。

ゼミとかサークルとか、本で読んで”こんな感じなのかなあ”と想像しています。笑

少しだけでも大学生生活を送ってみたかったな。

 

受験生の皆さん、健闘を祈る!

 

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