5月の第2日曜日、5/8は母の日です。
母の日を目前に控えた今回の記事では、親子を描いた絵本を3冊ご紹介します。
もちろんお父さんにもオススメ!
ながいながい ねこのおかあさん
*あらすじ
かわいい子ネコと、体のながーいお母さんネコ。ある風の強い日、子ネコは風に飛ばされ、辿り着いたのはお母さんのしっぽ。 お母さんのお顔を目指して一人走り出した子ネコですが…。
長い長いネコのお母さん。
その体がどのくらい長いかって、頭からはお尻の方が見えないくらい。
最後にお母さんの全体像が分かるのですが、なっっっっっっがい。
想像を遥かに超える長さです。
どうしてそんな体に?
どうやって生活しているの?
でも子ネコは普通サイズなんだ?
他人が描いたらホラー作品になりそうです。が、怖いお話ではないのでご安心を。
頑張る子ネコを見守るお母さんのまなざしが温かい、ちょっとびっくり、そして可愛い親子絵本です。
わたしたち
膝に抱いた子どもに語りかけるお母さん。
「私が羊なら、あなたは小羊」
「私が馬なら、あなたは子馬」
「たとえ姿形が違って見えても、いつだってわたしたちはわたしたちのまま…」
チリの絵本作家パロマ・バルディビアの作品。
遠く離れても、姿が変わっても断ち切れることのない、親子の絆を描いた絵本です。
これから旅立っていく子に贈る、温かなメッセージ。
一文一文にきっと胸を打たれるでしょう。
あんなに あんなに
あんなに笑ってたのに、もう泣いてる。
あんなに欲しがってたおもちゃ、もう飽きちゃった。
あんなに掃除したのに、もう散らかしてる…。
やんちゃな子どもとお母さんのぼやき。
そして時は流れ、あんなに小さかったあの子は…。
人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの作品。
すごくシンプルなのに、なんだろう…泣きそう…。
全国絵本専門店・書店へのアンケートで、その年最も支持された絵本を決める「絵本屋さん大賞」で、2021年第1位に選ばれました。
ちなみに2021年で14回目だそうですが、そのうち7回がヨシタケシンスケさんの作品。
人気ぶりが窺えますね。
両親へのプレゼント、逆にお子さんへのプレゼントにもぴったりの絵本です。
まとめ
いかがでしたか?
実は私、母の日にプレゼントをあげた記憶が無くてですね…。
今年は何か本でも贈ろうかな…。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!